ローソンは、子育て世代の正社員の年収を平均3%引上げると発表しました。
対象は、20代後半から49歳までの約3300人。少子化対策の目的もあり、子供の数が
多いほど上がり、年2回のボーナスに加算され、上限は30万円となります。必要な資金
は4億円で、原資は内部留保。
社長の新浪剛史氏は、政府の産業競争力会議のメンバーでもあり、率先した形となりま
した。日本全体にとっていい影響を及ぼすと同時に、ローソンの企業イメージも上がり良い
”CI”となるはずです。ローソンで買い物をしようと思った人も多いはずです。
CIとは、コーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)の略で、企業イメージを短い
メッセージで発信、社会と共有することで企業の存在価値を高めていく企業戦略の一つ。
安倍政権が進めるインフレ目標2%の戦略も、モノの値段ばかりが上がり給与が上がらな
ければ最悪の結果になります。しかし、適度な良いインフレは、モノの価値が上がり、給与
が上がり、お金の相対的な価値が下がるため借入金が目減りします。
もちろん、いいことづくめではなく、年金生活の方で資産が銀行預金という方にはデフレが
最高です。わずかな利息でも目減りすることがない安全資産の預金と同時に借入金は0。
モノが安ければ生活はしやすく安泰です。
しかし、国のエンジンは20代から40代。この世代への過度な重荷は、国力の衰退に繋が
ります。国全体、そして未来のためにも負担は相応に分けるべきです。
折しも春闘の時期ですが、企業はため込むだけでなく、従業員に還元すべきです。
トヨタにパナソニック、ホンダ、東芝、日立、ソニーほか日本を代表する企業が続いてほしい
ですね。同業のセブンイレブンもです。賃上げが無理なら、派遣社員の正社員化。
企業の四半期の業績発表が行われていますが、11月からの円安方向で各企業とも上方
修正されています。日本の企業は、長引いた超円高に対応するための力をつけてきており、
80円台半ばでも利益が出せるようになっています。しかし、そのしわ寄せは社員に向けら
れていますので、景気がよくなりません。いつ言う、卵が先かニワトリが先かです。
70年代、80年代のように企業がしっかり社員に還元し、下請け企業に無理をさせなけれ
ば、消費が増え、さらに企業にとって業績がよくなります。よい循環です。
日本は輸出は強いですが、それ以上に内需が強い国なのです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比7.5ドル安の1トロイオンス1671.3ドル。
プラチナ相場は、前日比14.2ドル安の1トロイオンス1722.3ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥93.3、1ユーロ125.1。
連日続いた金、プラチナ相場の上昇や円安の利食いの局面でしょうか。多くの銘柄、
コモディティが売られました。日本市場では、3連休を控え持ち高調整による利益確定
の売りです。2月11日は、建国記念の日です。玄関先に日の丸を忘れずに。
2013.2.8 貴金属買取相場
18金・K18 3,860円/1g プラチナ850 4,480円/1g
インゴット100g以上 5,140円/1g プラチナ900 4,660円/1g
24金・純金製品 4,970円/1g プラチナ1000 5,110円/1g
14金・K14 2,820円/1g K18/Pt850半々 4,100円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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