今年の金・プラチナの相場を振り返りますと、
１年を通して高値を維持しました。
当店の今年の１月５日の相場が、
１８金で1g/￥2,520、プラチナ８５０が1g/￥3,750でした。
１８金は、通年で￥2,500から￥2,800と安定して高値でした。
プラチナ８５０は、￥3,500から￥4,200と幅がありますが、
そこそこの値段です。
プラチナは、リーマンショック前の価格が記憶に残っている方も
いらっしゃると思いますが、この価格が正常のように思います。
アメリカ経済や欧州の財政不安と、金の高値の要因もまだまだ
長引きそうです。
ただしニューヨークのCOMEXの値、１トロイオンス１４００ドルと
いう価格は、史上最高値ということです。いつ価格が下がっても
おかしくはありません。
日本では、貴金属の値上がりで、「金・プラチナ買取店」なるものが
増えていますが、５年後にどれくらい残っているでしょうか。
リサイクルショップは、本業の古着や家具を、
古本屋さんは、マンガや古本・音楽ＣＤがありますが、
上記のような「金・プラチナ買取店」は、貴金属や宝石も
分からずやっています。もちろんブランド品も古着も古本も
分かりませんので、たぶん・・・・・。
ただしこの「金・プラチナ買取店」の賢い経営者の方は、
今だけの商売と割り切ってやっています。
お話をしていると、「今だけですよ」と言われます。
「ホー」と思いました。
車関係・パソコン関係・コンビニなど時代に合わせ食っていく。
長い商売でなくてもいい、しかし食っていく。
考え方、経営手法いろいろな方から教えられることは多いです。