日本人の誇り
藤原雅彦 著
先日、読み終えた本をご紹介します。
藤原雅彦氏は、大ヒットした「国家の品格」を書いた人です。
お茶の水女子大学の名誉教授で数学者です。
この本の内容は、いままで日本で教育を受け、あまり本を読んだことの
ない人には、ドキッとすると思います。我々日本人が、小学校、中学校、
高校と受けた授業の内容との差を知り驚くと思います。
日本の軍部は戦時中、東南アジアの各国を侵略し、その地に住む人々を
苦しめた。そして自由と民主主義の国アメリカによって、いい国に変わった。
Ａ級戦犯が弔われている靖国神社に政治家が参拝することは、周辺各国
の気持ちを傷つけ、配慮しなければならない。
大筋でこんな感じでしょうか。「教え子を再び戦場に送るな」という思考は
いいと思いますが、行き過ぎた国家、国旗、国歌に対するアレルギーにより、
学校教育は戦勝国アメリカによって作られた歴史を教えられ試験に出します。
ヒットラーと東条英機を同列にし、ナチスと旧日本軍を同じと教えます。
本当でしょうか。事実でしょうか。
戦勝国アメリカの占領下で歪曲された歴史、中国や北朝鮮、韓国の都合に
より捻じ曲げられた歴史、日の丸・君が代＝戦争と教える日教組、マスコミ。
では、なぜそのような国益に反する日本人がいるのでしょうか。
この本の内容は、極右思想ではなく、ただ単に史実です。
本来ならば学校教育や新聞ＴＶなどの大マスコミが国益のため、主張しなけ
ればならないことです。
たいへん読みやすい本ですので、是非一読して下さい。
７８０円・３～４時間で読み終えます。
受けた教育に疑問を持つことで、十数年の学校勉強の復習ができます。
開国から終戦、そしてアメリカの占領下での戦略がどう現代に通じて
いるか知って下さい。史実と事実を知って下さい。
真の歴史を知ることで、現在のニュースの見方も変わります。
こういった内容の本の中では割とソフトに書きあげられています。
【日本人の誇り 藤原雅彦 著】
欧米列強の植民地支配はその地から詐取することだけでした。
アフリカから黒人を奴隷として連れて行き、今あるアメリカの地は先住民
が住んでいました。アジアの国々はことごとく白人支配をよしとし、中国は
欧米列強の草刈り場でした。
日本は、唯一有色人種として列挙の仲間入りをし大陸に進出しました。
では、日本は欧米列強の植民地支配と本当に同じだったでしょうか。
例えば、日本の旧帝国大学の６番目の大学はどこかご存知でしょうか。
６番目は韓国に、現在のソウル大学です。
７番目は台湾に、現在の台湾大学です。
大阪大学や名古屋大学よりも先に設立しているのです。
当時の中国や朝鮮の識字率は極端に低く、学校の数も少なかったです。
しかし日本の統治下で識字率も飛躍的に伸びました。
なぜならば日本の支援のもと学校が数倍に増えたからです。
また先日ニュースにもなりました中国吉林省の豊満ダムは、戦前日本に
よって作られましたが、現在でも水力発電として稼働しています。
どの欧米列強も植民地でそのようなことをしていません。
ただ詐取しただけです。
インフラから教育まで、欧米列挙の植民地支配とは、全く違うものです。
「日本人は大陸で残虐非道を繰り返し、なにもかも奪い焼き尽くした」
こういった捻じ曲げられた歴史から少しでも本当のことを知り、
現在にどういったつながりがあるか、是非知って下さい。
そして、本当の歴史を考えて下さい。
東南アジアの国々は欧米列強に唯一アジアの国として、
白人に唯一有色人種が立ち向かった国として、日本に敬意を表しています。
靖国神社、Ａ級戦犯などと言っている国は中韓のみであることを知って
下さい。そして、中国韓国も当初はロシアの南下政策に対抗するために
日本にＳＯＳを出したことを知って下さい。
自分が受けた教育と違う話をされると疑問を持つことは理解できます。
しかし、その疑問は非常に大切な事ではないでしょうか。
終戦から６６年が経ち、そろそろアメリカの占領政策から脱皮しなければ
なりません。左翼勢力による、偽情報を捨て去らなければなりません。
そして自分の子供や孫には本当の歴史を教え、我々の祖先がいかに
素晴らしかったを伝え、感謝させ、誇りを持たせることが、日本再生の鍵
になるのではないでしょうか。
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