太陽光、風力、地熱などの再生エネルギーの全量買い取り制度が、始まりました。
【買取価格】
太陽光は１０キロ ワット以上が42円で20年間、10キロワット未満42円10年間。
風力は20キロワット以上が23.1円で20年間、20キロワット未満が57.75円20年間。
地熱は1.5万キロ ワット以上が27.3円で15年間、1.5万キロ ワット未満が42円15年間、
バイオマスは木材が25.2円で20年、家畜糞尿が40.95円で20年。
価格と期間は毎年見直されますが、認定を受けた時点の価格と期間は途中で変更され
ません。
自然にやさしい再生可能エネルギー、福島原発事故の後ですので賛成な方も多いので
はないでしょうか。42円は高すぎるという識者も多いですが、その高い買取価格は国民
負担です。メガソーラーの発電では、42円の買取価格が20年間続きます。
太陽光では、夜や天気の悪い日は発電しません。ソーラーパネルによる照り返しや田園
風景の破壊、休耕田へのコンクリートのたれ流しなど問題が生じます。ソーラーパネルは、
中国韓国製で日本経済への貢献度は低いものです。
風力は、欧州の偏西風のように風はいつも強くありません。また、近隣住民への低周波
による公害はばかにできません。
地熱発電は、火山大国・日本に向いているように思えますが、温泉街への影響やコスト
など見合わないようです。北欧の小国ならば賄えても、日本との人口の差や産業力を考
えると比較できません。再生可能エネルギーへの過度の期待には疑問です。
原発５２基が止まっていても電力は足りているではないかという意見もよく耳にしますが、
今の状態を足りていると言えるのでしょうか。足りているとは、安定的に価格と量を供給
できることです。旧型の火力発電所やピーク時と言えども計画停電に節電、貿易収支を
圧迫する量の化石燃料を輸入するなど、とても安定供給とは言えません。
また、CO2問題や地球温暖化問題は、どこにいったのでしょうか。
現在の技術力では、火力発電と原子力発電の補助発電としての役割しか担えません。
エネルギー問題は、国の根幹の政策です。
イデオロギーや感情ではない、冷静な判断と長い目が必要です。
原発推進ではありませんが、安全性の高い原発から稼働し、低い物は廃炉というのが
現実的だと考えます。日本は、広島長崎原爆被爆国なので、原発は持ってはいけない
という主張は、論理的に成り立ちません。
逆に日本が戦争に突き進んだ大きな要因は、資源の輸入を断たれたためでした。
ただし、原発の持つ潜在的な問題点として、１事故が起きた時の甚大な被害、２使用
済み核燃料の始末場所という技術的な弱点が残る以上、広範囲の推進は考えなけ
ればならないのではないでしょうか。
再生可能エネルギーと言えばドイツが有名ですが、発電量は日本の半分以下で、
国や個人が再生可能エネルギーに多大な出費をしています。
また、ドイツは国内に豊富な石炭資源を持っている強みがあります。
それと言い古されていますが、フランスから原子力発電の電気を買っています。
２０１２．７．２０ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，０８０円/1g プラチナ８５０ ３，１２０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，１１０円/1g プラチナ９００ ３，２５０円/1g
２４金・純金製品 ３，９７０円/1g プラチナ1000 ３，５６０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，２５０円/1g K18/Pt850半々 ３，０８０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
お客様の大切な商品を専門的評価で高額査定致します。