金のニュース。ロシア、中国、コロンビアから本日の相場。
金の下落が続く中、ロシアが金の保有量を増加しています。
ロシアの金保有量は、５月に6.2トン増加し996.2t、今年は既に４％増加しています。
ワールド･ゴールド･カウンシルが発表した、2010年の各国中央銀行の金の保有量。
順位 国名 金保有量（単位トン）
1(1) 米国 8133.5
2(2) ドイツ 3401.8
3(4) イタリア 2451.8
4(3) フランス 2435.4
5(12) 中国 1054.1
6(5) スイス 1040.1
7(13) ロシア 775.2
8(7) 日本 765.2
9(6) オランダ 612.5
10(15) インド 557.7
（）内は、先回１０年前の順位。
ロシア、中国、インド、ブラジル、メキシコなどが金の保有量を積極的に増やし、ドル・円・
ユーロなどの外貨準備から国債など分散を強め、リスクマネージメントしています。
【GOLD ingot 1Kg 金の延べ棒１Ｋｇバー】
２０１３年の中国の金生産量が、過去最高水準になるとの見通しを中国鉱業協会が
発表しました。金生産量は、１０％増加の最大440トン。２００７年に南アフリカを抜き
世界最大の産金国となっています。昨年２０１２年の金生産量は403トン。
中国は金の輸出を禁止していますので、相場に影響は与えません。産出量よりも経済
成長の鈍化が、金相場に影響します。
コロンビアでは、武装勢力が違法な金採掘でコカインの密売の５倍の収益を得ている
ことを高官が明らかにしました。コカイン精製には半年かかり知識が必要とされるが、
ジャングルでの違法金採掘では、１週間で２Ｋｇの金を掘り出すことができるそうです。
「この国では、金やコルタン、石灰岩、建設用資源などの違法採掘が増えている。
コカインや誘拐より金採掘で得られる利益の方が多い」
本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比2.0ドル安の１トロイオンス1275.1ドル。
プラチナ相場は、前日比21.9ドル高の１トロイオンス1350.0ドル。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥97.8、１ユーロ￥127.8。
日経平均株価は￥12,964、ＮＹダウは14,760.3ドル。
昨夜から朝方まで強い雨が降りました。西日本では、これから雨足が強まる所もある
ようです。気をつけて下さい。
２０１３．６．２６ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，１００円/1g プラチナ８５０ ３，６８０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，１１０円/1g プラチナ９００ ３，８４０円/1g
２４金・純金製品 ４，０００円/1g プラチナ1000 ４，２００円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，２６０円/1g K18/Pt850半々 ３，３３０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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