アメリカ新大統領に、ドナルド・ジョン・トランプが選ばれました。
アメリカだけでなく世界中の新聞、テレビなど既存メディアの多くが、クリントン勝利を疑わなかっ
た今大統領選。多くのバッシングをはね除け、勝利を掴みました。
テレビでは「民主主義が終わった」というコメンテーターまでいましたが、そうではなく「民主主義
(ネット)が既存メディアに勝った」のだと思います。あることないことトランプの粗探しは、かえって
逆効果に働きました。
どちらが勝っても日本にとって利益になる大統領が、いい大統領です。短期的にみるとヒラリー、
中長期にはトランプと考えます。ヒラリーでは変化がなく、トランプが突き放せば日本の考えがもっ
と世界標準に近づくと思うからです。
安倍総理のカウンターパートナーにオバマ大統領は役不足でしたが、トランプ新大統領はどうで
しょうか。メキシコとの国境に、メキシコ負担で壁などできようもないことはアメリカ国民は承知して
いると思いますが、大胆な変化を望んでいます。「チェンジ」という言葉よりも行動です。
それにしても、昨日の勝利宣言の演説はなかなかでした。スピーチライターが書きますので、いい
内容なのは当たり前ですが、堂々として貫録を感じました。職や地位が人を育てるといいますが、
早くも自覚がでてきたのでしょうか。勝負は、どれだけいい人材を回りに配置できるかです。
いい人物には、いい人材が集まります。
昨日、日本市場では「トランプショック」により、4円近い円高に日経平均株価は千円の下落と
大嵐でしたが、アメリカ市場で軟調な動きだったためにショック前以上に値を戻しています。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥105.3、1ユーロ¥115.1。
日経平均株価は¥17,233、NYダウは18,589.6ドル。
長期金利は、-0.040%。
為替・株価ともに見事に戻りました。昨日のトランプショックは、何だったのでしょう。
チキンな日本の投資家か、ハゲタカのアメリカファンドか。
損をした人は「保険」という言い訳をし、半日で大儲けしたギャンブラーは大金を掴みました。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比1.0ドル安の1トロイオンス1273.5ドル。
プラチナ相場は、前日比5.3ドル安の1トロイオンス1,002.0ドル。
金相場は一時、1330ドルまで値上がりしましたが、為替及び株式市場が落ち着いたことから
値を下げました。
原油相場は、前日比0.29ドル高45.27ドル。
2016.11.10 貴金属買取相場
18金・K18 3,440円/1g プラチナ850 3,040円/1g
インゴット100g以上 4,560円/1g プラチナ900 3,160円/1g
24金・純金製品 4,420円/1g プラチナ1000 3,470円/1g
14金・K14 2,510円/1g K18/Pt850半々 3,220円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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