金銀プラチナのインゴット(延べ棒)で500g未満のものは、スモールバーと呼ばれます。
スモールバー購入の場合は、スモールバーチャージと呼ばれる手数料がかかります。
これは、利益の少ないインゴットの売買では、製造、輸送、販売などのコストを勘案
すると、少量ではビジネスが成り立たないためです。
よって昔は500gや1Kgのバーが人気でしたが、平成24年より「金地金等の譲渡の対価
の支払調書の提出が義務化」されたことで、スモールバーを好む人が増えています。
上記は、金地金等のお取引きが200万円を超えるお買取りの際には全ての買取業者は、
税務署へその取引日、顧客氏名、住所、取引金額、取引品目を支払調書にして申告す
ることが義務化されたことです。
税務署へ知られたくない人がスモールバーチャージを払ってでも、ということです。ただ
不利ですので、その点でも金の現物投資は避けられる傾向です。
インゴットの投資の利点は現物ということです。株取引のように、ゼロにはならない。
逆に現物故に、盗まれる恐れもあります。それに対応する金庫等が必要です。さらに、
消費税がかかるという最大の欠点があります。投資直後に8%の経費が掛かるのは、
投資としては、いかがなものかです。
今の80歳、90歳の一財産儲けた方などは、金庫に金が山積みでした。ソ連のアフガン
侵攻後の1g/7,000円の戻りを期待して買っていました。
先日、テレビに叶姉妹が出ていました。バーキンやシャネルのパーティーバックに、
インゴットのスモールバーを潜ませていました。使い道は、チップだそうです。
海外のホテルに泊まればピローチップなどチップが必要です。また、レストランな
どでも必要で、10%-20%などを置きます。金GOLDならば世界中で通用するので
と言っていました。
インゴットのスモールバーは、東京などでは自動販売機もあります。最も多いのは
おそらく、地金商の純金積立です。あまり効果的な投資とは思えませんが。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比7.1ドル安の1トロイオンス1201.1ドル。
プラチナ相場は、前日比4.7ドル安の1トロイオンス798.6ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.40ドル高の1バレル68.99ドル。
NYダウの終値は、前日比8.6ドル高の26,154.6ドル。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥112.0 、1ユーロ¥130.1。
2018.9.15 貴金属買取相場
18金・K18 3,400円/1g プラチナ850 2,570円/1g
インゴット100g以上 4,510円/1g プラチナ900 2,670円/1g
24金純金製品 4,380円/1g プラチナ1000 2,920円/1g
14金・K14 2,480円/1g K18/Pt850半々 2,930円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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