ジャカルタ・アジア大会も終わり、競泳で6冠の池江璃花子選手がMVPに輝きました。
日本の金メダル獲得数は75個で2位でした。1位は中国で132個。私の印象に一番残っ
たのは、400Mリレー。東京オリンピックまで2年を切っています。
開催国のインドネシアはメダル獲得数で4位。400Mリレーでも日本に次ぐ2位でした。
ジョコ大統領は、2032年のオリンピックに立候補することを明らかにしました。アジア
4ヶ国目のオリンピック開催は望まれますが、厳しいでしょう。自国で人気のバドミント
ン会場は満席ですが、陸上などでは10％も入っていません。
しかし、立候補することで国民の意識が芽生え、スポーツへの関心が高まることもあ
ります。数十年後には、開催できる力を蓄えてほしいです。
【インドネシア国旗】
インドネシア共和国。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。人口2.5億人、通貨ルピア。
たくさんの島々から成る海洋国家で多民族国家。人口が多いことから、将来の成長が期
待されています。
インドネシアは17世紀よりオランダの植民地として搾取される歴史が続きました。しかし、
日露戦争により民族意識が強まりました。後の大統領スカルノらの結党などで高まりを
見せるも、オランダにより弾圧され民族主義運動は下火になりました。
インドネシアにおける350年続いたオランダの植民地支配を終わらせたのは日本です。
インドネシアは、大東亜共栄圏の一国に名を連ねました。
大東亜戦争は1941年12月8日午前2時15分にマレー半島で開戦。1時間後には、ハワイ
真珠湾にも攻撃し、英米オランダとの戦いが始まりました。
インドネシアでは、タラカン島へ上陸し蘭印作戦を開始。有名な作戦、スマトラ島パレン
バンに日本陸軍空挺部隊が降下し油田地帯・製油所・飛行場を制圧しました。油田を日本
に渡したくないオランダの破壊工作に協力せず、現地の労働者は日本と共に戦うことを選
びました。
しかし、日本は敗戦。再びオランダの植民地になる危機にさらされたスカルノらは、独立
を宣言。これを認めないオランダと独立戦争を戦うことになります。近代兵器を使いこな
せずに、軍としての統制も弱い新しい国家の軍隊に手を貸したのは帝国軍人でした。
よその国のことは忘れ、敗戦後でも国に帰れば家族が待っていたにも関わらず戦いまし
た。結果、帝国軍人1,000名の方が戦死しました。
4年間の独立戦争の結果、インドネシアの共産化を危惧するアメリカの圧力と仲介によっ
て、オランダは独立を認めざるを得なくなりました。1949年12月、オランダとインドネシアの
ハーグ円卓会議でオランダから独立の承認を得、オランダ統治時代の資産を継承しました。
その後、初代大統領スカルノを旗頭に出向しましたが当然まとまるはずはなく、混乱しま
した。内乱に圧政。元々1つの国という意識がない地域なのでしょう。
1965年9月30日の軍事クーデター事件によりスカルノ大統領は失脚。第2代スハルト大統
領になり、西側諸国の一員として落ち着きました。ただし、スカルノ大統領は、建国の父と
して今でも敬意を持たれているようです。
【ムルデカ 17805 2001年公開】
ムルデカとは、マレー語とインドネシア語で「独立」の意味。
「17805」 は、皇紀2605年8月17日の数字を並べたもの。スカルノによる独立宣言書に
書き入れられた年号です。1945年（昭和20年）8月17日。西暦ではなく皇紀を使うこと
で、日本への感謝を表したと言われます。
この映画は、東日本ハウスの製作映画2作目。1作目は、「プライド・運命の瞬間」。
（極東軍事裁判における東条英機を先日亡くなった津川雅彦さんが熱演しています。）
日本の敗戦後、インドネシアの独立運動のために戦った帝国軍人の映画。インドネ
シアで撮影され、インドネシア軍が全面協力したそうです。
インドネシアといえば、金、天然ガス、バドミントン、天然ゴム、バリ島、共産党禁止。
最近では、看護師や介護福祉士として日本で働いてくれる日・インドネシア経済連携
協定（平成20年7月1日発効）というのがありました。
現在でも中国の海洋進出に対して、協力をしなければいけない国です。日米豪印に
インドネシアやベトナム、台湾、マレーシアなどを加え、中国を膨張させないことが戦
争を起こさないことに繋がります。
ちなみに、テレビで活躍中のデビ夫人は、インドネシア初代大統領スカルノの第3夫人
です。二人の間に一人娘がいるそうです。
本日の金・プラチナ相場は、アメリカはレーバーデーの祝日のためＮＹ商品取引所は
休場。レーバーデーは、労働感謝の日です。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥110.7、１ユーロ￥128.8。
日経平均株価は￥22,702、NYダウは25,964.8ドル。
２０１８．９．４ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，４００円/1g プラチナ８５０ ２，５２０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，５００円/1g プラチナ９００ ２，６２０円/1g
２４金純金製品 ４，３６０円/1g プラチナ1000 ２，８７０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，４８０円/1g K18/Pt850半々 ２，９００円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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