山形県の百貨店「大沼」が自己破産を山形地裁に申請し、手続き開始が決定されました。
負債総額は約30億円。従業員191人は26日付で解雇。社長が記者会見し、消費税増税に伴
う売り上げ減少が最終的な申請の理由としました。経営陣の無能を消費増税で隠すとは、
従業員と取引先に同情します。
60年前、プロ野球のオーナー企業は鉄道・百貨店でした。現在は、ネット企業が増えてい
ます。時流による隆盛です。商売人は時流を読み違えれば終わりです。四十数年前、質屋
は全国に2万1千店舗に増えました。現在は、3千店舗を割っています。
【全国百貨店共通商品券】
全国の金券ショップでは、いくつかの百貨店発行の商品券の買い取りを控えています。今
回の大沼のように倒産した場合、使用できなくなるからです。国の救済制度で2分の1は戻
るようですが、リスク回避です。
ヤマトヤシキ（兵庫県）、丸井今井（北海道）、さいか屋（神奈川県）、井筒屋（福岡県）
発行の商品券を挙げる金券ショップが多いです。例えば井筒屋は、経営陣に銀行から送り
込まれていることなどが要因です。どこの百貨店でも同じようなことはあるのですが、報
道されるかどうかの差でしょうか。当店では、井筒屋発行の全国百貨店共通券はお買取り
しています。
≪既に倒産していて使えなくなっている下記百貨店発行商品券≫
(株)諏訪丸光(長野県諏訪市)、(株)中三(青森県青森市)、都城大丸(宮崎県都城市)、
松屋友の会(福岡県大牟田市)、(株)松菱(静岡県浜松市)、(株)大黒屋(福島県いわき市)、
(株)丸正(和歌山県和歌山市)、(株)上野百貨店(栃木県宇都宮市)、(株)小倉玉屋(福岡県
北九州市)、(株)県民百貨店（熊本県熊本市）
時流と書きましたが、どうしようもないところがあるのも事実でしょう。安いものが溢
れてファストファッションが増え、またネットでいろいろなものが安く買えます。私は
時々大分市内のトキハに行きますが、お客さんは少ないです。店員さんの士気が低いの
も感じます。洋服のほか、着物や宝石など高額品が売れなければ百貨店はやっていけま
せん。地下街では、利益が低いのです。
本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前週末比5.5ドル高の1トロイオンス1577.4ドル。
プラチナ相場は、前週末比19.0ドル安の1トロイオンス986.8ドル。
原油相場はWTIで、前週末比1.05ドル安の1バレル53.14ドル。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥108.9、１ユーロ￥120.0。
日経平均株価は￥23,120、長期金利は、-0.050％。
ＮＹダウは28,535.8ドル。
中国の新型コロナウイルスの影響で、安全資産買い、リスク資産売りがが強まってい
ます。円が買われていますが、ここのところ円安傾向だったことで今のところ助かっ
ています。金は安全資産として上昇、プラチナは工業原材料として下落しています。
2020.1.28 貴金属買取相場
18金・K18 4,470円/1g
インゴット100ｇ以上 5,920円/1g
24金・純金製品 5,740円/1g
14金・K14 3,260円/1g
プラチナ850 3,150円/1g
プラチナ900 3,270円/1g
プラチナ1000 3,590円/1g
K18/Pt850半々 3,730円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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