アメリカでは政府とFRB米連邦準備理事会が、総額1兆ドル規模の経済対策を明らかに
しました。
政府は国民に現金給付、また航空関連企業に支援策を講じます。FRBは、企業の資金繰
りを支援する目的でコマーシャルペーパーの購入を発表しました。コマーシャルペーパー
とは、企業が公開市場で割引形式で発行する無担保の約束手形です。 そこそこ大きな企
業のみが発行できます。
現金給付は香港など小さな国や地域ではできるでしょうが、アメリカで実現できるでしょ
うか。日本でもテレビのコメンテーターから二番煎じの現金給付待望論がありますが、効
果は疑問符です。アメリカ人のように消費欲が強くないので、貯蓄に回る恐れがあるから
です。そうなると今までも行われてきた、期限付きの商品券の給付でしょうか。
消費税減税は、財務省の抵抗が大きいでしょう。法人税は払っていない企業が多く、何が
有効でしょうか。安倍・黒田バズーカは、インパクトを模索中です。マーケットとの対話
は、黒田総裁が重視するところです。アメリカの1兆ドルはすごいですね。日本の国家予算
です。
商品券の相場が戻ってきました。都会でも需要が高まっているそうです。新幹線の切符
は、大安売りのようです。
ダイヤモンドプリンセス号やトイレットペーパー騒ぎなど、日本の新型コロナウイルス
騒動を馬鹿にしていたアメリカですが、断然ひどいパニックになっています。スーパー
からは、トイレットペーパーだけでなく食料品までが買い占められ銃も売れているそう
です。ダイヤモンド・プリンセス号の姉妹船でオークランド港に入港したグランド・プ
リンセス号では、訴訟を起こされています。
アメリカでは現在3800人の感染者に41人の死亡。しかし、今冬に季節性のインフルエ
ンザで亡くなった1万4千人の中に武漢ウイルスで亡くなった人が多くいます。
欧州を見ても、結局日本の対応が一番良かったという評価が正しいでしょう。感度の低
いPCR検査をむやみにしない。学校の休校。国内の活動の自粛。
昨日までの死者、イタリア2158人、スペイン309人、フランス148人、ドイツ13人、
スイス13人、イラン853人、アメリカ41人+α、韓国81人、日本28人。
地理的に近く中国と経済の結びつきが強い、日本、韓国、台湾が多いのは当たり前です。
それが、イタリアやイランでより多いというのが興味深いです。
昨晩ドラッグストアに行くと、トイレットペーパーが山積みにされていました。2週間前
にたくさん買った人は今、恥ずかしいと思っているのでしょうか?
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比39.3ドル高の1トロイオンス1525.8ドル。
プラチナ相場は、前日比7.6ドル高の1トロイオンス665.3ドル。
原油相場はWTIで、前日比1.75ドル安の1バレル26.95ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥107.2、1ユーロ¥118.1。
日経平均株価は¥17,308、長期金利は、0.020%。
NYダウは21,237.3(+$1,048.8)ドル。
2020.3.18 貴金属買取相場
18金・K18 4,290円/1g
インゴット100g以上 5,680円/1g
24金・純金製品 5,510円/1g
14金・K14 3,130円/1g
プラチナ850 2,120円/1g
プラチナ900 2,200円/1g
プラチナ1000 2,410円/1g
K18/Pt850半々 3,140円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。
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