新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査
SARS-CoV-2のゲノム上にランダムに発生する変異箇所の足跡をトレースすることにより、
感染リンクの過去を遡り積極的疫学調査を支援している。中国発の第1波においては地域
固有の感染クラスターが乱立して発生し、“中国、湖北省、武漢” をキーワードに蓋然性
の高い感染者を特定し、濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができたと推測され
る。しかしながら、緻密な疫学調査により収束へと導くことができていた矢先、3月中旬
から全国各地で “感染リンク不明” の孤発例が同時多発で検出されはじめた。このSARS-
CoV-2 ハプロタイプ・ネットワーク図が示すように、渡航自粛が始まる3月中旬までに
海外からの帰国者経由(海外旅行者、海外在留邦人)で “第2波” の流入を許し、数週
間のうちに全国各地へ伝播して “渡航歴なし・リンク不明” の患者・無症状病原体保有者
が増加したと推測される。この海外旅行者を契機とした同時多発と3月中旬以降の行動
制限への理解が不十分だったことを鑑みても、由来元が不明な新型コロナウイルスが密
かに国内を侵食し、現在の感染拡大へ繋がったと考えられる。
本取り組みのように、ゲノム情報は配列指紋として利活用され、積極的疫学調査を科学的
に支援することで総合的な公衆衛生対策の底上げを担っている。先進各国でも患者検体か
ら新型コロナウイルスの全ゲノム解読を推進し、感染伝播の追跡と収束に役立てようとし
ている。現状、収束の見込みはあっても終息までにはさらなる研究開発が必須であり、時
間を要すると思われる。第3、第4の波が来ることは必然であり、今後、クラスター発生
を最小限に留めるためにも迅速な情報公開と効果的な感染症対策の構築を図っていく。
PUBLISHED: 2020年4月27日
国立感染症研究所(National Institute of Infectious Diseases)
国立感染症研究所は、新型コロナウイルスのゲノム分子疫学調査を発表しました。
これにより、国内の感染拡大の経緯が科学的に判明しました。中国武漢からの第1波
の封じ込めには成功しましたが、欧米からの邦人帰国者の第2波の流入を防げなかっ
たという分析です。
百田尚樹さんと門田隆将さんの主張である、安倍政権が1月の中国韓国からの入国を
禁止しなかったのが現在の感染拡大の原因という論理が間違いであったことが判明
しました。そして、当初から感染研の分析と同じ主張をしていた小川栄太郎さんと
山口敬之さんの主張が正しかったことが科学的に証明されたのです。
国立感染症研究所や理化学研究所のようなものにもっと予算をつけるべきでしょう。
フランスのパスツール研究所のように世界的なものになってほしいです。パスツール
研究所の収入は、事業収入が50%、政府補助金が25%、寄付が25%だそうです。寄
付は、世界中から。
本日は定休日でした。あいにくの雨で、まったりしました。
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