サッカーワールドカップ・カタール大会は、アルゼンチンが36年ぶり3回目の
優勝を飾りました。
アルゼンチン 3×3フランス
(PK 4×2)
2点を先制したアルゼンチンに対して、後半フランスが追いつきました。延長
戦でもアルゼンチンが勝ち越し勝負ありと思われましたが、フランスが追いつ
きPK戦で決着。メッシ2得点、エムバペ3得点と主役が活躍し白熱しました。
反面、イエローカードがアルゼンチン5枚、フランス3枚と荒れた試合でした。
アルゼンチンはオランダ戦でも乱闘騒ぎを起こし、ラフプレーも多かったです。

【アルゼンチン共和国】
アルゼンチンと言えば、サッカー、マラドーナ、メッシ、牛肉、イグアスの滝、
ワイン、マテ茶、フォークランド紛争(1982)、デフォルト(債務不履行)など
が思いつきます。そしてラグビーも強く、ラグビーワールドカップ2023フランス
大会では日本と同じプールD です。現在、絶好調。
首都はブエノスアイレス、人口4,500万人強、通貨はペソ、公用語はスペイン語
です。1500年代、スペインの侵略により1816年の独立宣言まで植民地となりま
す。スペインやイギリスの影響が長く続いた結果、言葉や宗教などあらゆるも
のが変えられました。独立後も紆余曲折あり、国が治まるのに時間がかかりま
す。
日本でも、「元寇」や豊臣秀吉による「朝鮮征伐」が戦力差があるにも関わら
ず苦戦したのは、海を渡るという難儀によるところが大きいです。では、スペ
インやポルトガル、イギリス、フランス、オランダはなぜ南北アメリカ大陸の
征服に成功したのでしょうか?圧倒的な武力?調略?
![]()
【感染症と文明 山本太郎 著】
当時、疫病が神の怒りであると信じていたのは、先住民もスペイン人も同じ
であった。その神の怒りは、新大陸住民に無慈悲な鉄槌となって振り下ろさ
れたが、スペイン人には振り下ろされなかった。征服者であるスペイン人た
ちが一方的に神の恩恵を受けているいう事実に、住民は慄いた。征服者が、
どれほど人数が少なく、どれほど残忍かつ卑劣であったとしても、もはや住
民たちにそれに抗う力は残されていなかった。P86
ストレスと病気に関する研究によれば、助かるはずもないという諦めが、無
気力と抑うつをもたらし、しばしば人間を死に至らしめることがあるという。
先住民の諦めとそれに引き続く心身的状態が、感染症の被害を助長した可能
性もある。まず天然痘が流行し、続いて麻疹が流行し、さらに発疹チフスが
追い討ちをかけた。P86
ヨーロッパ人には既に、風土病や中国からのペスト流行により幾度となく
感染症の猛威が襲い免疫がありました。対して、先住民にはそれがなく生物
兵器(もちろん知らずに)としての感染症により駆逐されてしまいました。
上記の本により感染症の歴史を知るとたいへんためになります。如何に今を
生きる我々がご先祖様の恩恵を預かっているかが分かります。そして、今回
のコロナ騒動に歴史の教訓が生かされていないことが残念でなりません。
歴史の教訓が金(かね)に負けているのです。専門家やマスコミ。そして、
流される人。
また、今大会で最も驚いたことは外国人労働者の死亡数です。カタール大会
組織委員会の事務局長は推定400-500人とインタビューで語りましたが、
イギリスのガーディアン紙は、開催決定から10年間で労働者6500人以上が
死亡と報道しました。全てが労災事故か分からないそうですが、ずっと批判
されるでしょう。
本日の金・プラチナ相場は、アメリカは日曜日のためNY商品取引所は休場。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥136.2、1ユーロ¥144.4。
日経平均株価は前週末比309円安の¥27,217。
2022年12月19日(月曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
| 18金・K18 | 6,350円/1g | プラチナ850 | 3,950円/1g | |
| インゴット100g以上 | 8,400円/1g | プラチナ900 | 4,190円/1g | |
| 24金・純金 | 8,140円/1g | プラチナ1000 | 4,500円/1g | |
| 14金・K14 | 4,620円/1g | K18/Pt850半々 | 5,040円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。