金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
ロバート・キヨサキ著 白根美保子著
子供にとって最初の、そして
最も大切な教師である全世界の親たちと、
子供たちを教育し、彼らに影響を与え、
手本となって彼らを導くすべての人々に捧げる。
二人の父はどちらもよく働く人だったが、一方の父はお金のこととなると頭を休ませてしまう
傾向があり、もう一方の父は大いに頭を働かせる傾向にあった。それが長い間続いた結果、一
方は経済的に豊かに、もう一方は貧しくなっていった。頭を鍛えるのも体を鍛えるのと同じだ。
P12
人生で大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることがで
きるかだ。だが、これに気づいている人は少ない。P74
金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
これが私の答えだ。P75
十歳頃から私は、金持ち父さんからは「政府で働いている人たちは怠け者の泥棒だ」と聞かさ
れ、貧乏父さんからは「金持ちは欲の皮のつっぱった詐欺師だ。もっと税金を払わせるべきだ」
と聞かされた。P115
高い教育を受けた父にとっては「安定した仕事につくこと」がすべてだった。一方、金持ち父
さんにとっては「学ぶこと」がすべてだった。P168
たいした才能もいらない。ちょっとしたゲームにすぎない。小学校の五年生の算数で十分だ。
ただし、特別な才能はいらないが、心構えが肝腎だ。やる気、忍耐が必要だし、失敗に対して
堂々たる姿勢をとらなければだめだ。負ける人は失敗を避けようとして負ける。だが実際は、
失敗は敗者を勝者に変える。アラモ砦を忘れるな!P191
世の中にお金に困っている人が多いのは、投資に関することとなると、「空が落ちてくる、空が
落ちてくる」と根も葉もない警告を発して騒ぎ立てるチキン・リトルのようになってしまう人
がたくさんいるからだ。・でも、きちんとした知識を持った投資家は、最悪に見える時期こそが
本当はお金を儲ける最良の時期であることを知っている。ほかの人たちがみんな怖がって行動
を起こさない時、彼らは思い切って行動し、それに見合った利益を受ける。P194
株への投資の話をすると「私は損をしたくないから」と言う人がよくいる。そう言う人は、こ
の世の中に損をするのが好きな人がいるとでも思っているのだろうか。私を含めて、だれだっ
て損をするのはいやだ。だが、「損をしたくないから」と言う人が金持ちになれないのは、損
をしない方法を選んでいるからにほかならない。彼らは分析をする代わりに心を閉ざし、不動
産と並んで強力な投資の手段である株式投資をためしてみることすらしない。P198
「知識が私にお金を儲けさせてくれる。無知はお金を失わせる。傲慢さが頭をもたげてくると、
いつも私は損をした。なぜなら、傲慢な気持ちでいるときは、自分が知らないでいることは大
して重要じゃないと本気で信じているからだ」金持ち父さんは私によくそう言っていた。P209
真の友になれるかどうかはともかく、私が知り合った金持ちには一つ注目すべき共通点がある。
それは、彼らがお金についてよく話をするということだ。自分がどんなに金持ちか自慢するわ
けではない。お金に興味があって、それについて話すのが好きなのだ。P219
貧乏父さんが私に「学校に行っていい成績をとり、安定した仕事を見つけろ」と言ったとき、
父は、勤労所得を得るために働くことを勧めていた。一方、金持ち父さんが「金持ちはお金の
ためには働かない。自分のためにお金を働かせる」と言っていたのは、不労所得とポートフォ
リオ所得のことを指していたのだ。P257
金持ち父さんに言わせれば「彼らがふつうの人より自信を持っているのは、失敗することを恐
れないからだ」。言いかえれば、ごくふつうの投資家が彼らほど多くのお金を儲けられないの
は、お金を失うことを心配しすぎているからだ。P259
【金持ち父さん貧乏父さん ロバート・キヨサキ著 白根美保子著】
投資の専門書ではなく、人生とお金をリンクさせる指南書のようなロングセラーの本です。
長く広く読まれている本だけあって、たいへんおもしろい本でした。目から鱗が落ちる、とい
う人もいると思います。ただし、全てが納得できるわけではなく、民族性や宗教・風土の違い
により日本人には受け入れ難い話もありました。労働は罰か美徳か。
日本経済新聞 日経平均株価395円高、3日連続最高値 そろった買い3条件 2025.9.12
12日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比395円62銭(0.89%)高の
4万4768円12銭だった。3日連続で最高値を更新した。
3条件は、1アメリカの株価が高い事、2米雇用環境の悪化により利下げが確実視、3「アベ
ノミクス」の後継者である高市早苗さんの自民党総裁選挙の出馬。来週は、日銀政策決定会合
とFOMC。これらを材料にマーケットがどう動くかを考えます。株・為替・国債・原油ほかコ
モディティ、金銀プラチナ。そして、現物と先物。昨今はビットコインほか仮想通貨。世界に
だぶついている途方もない資金が行き場を探しています。
ドル建ての金相場は史上最高値を更新。プラチナ相場も上昇し、約10年ぶりに1400ドルを超え
てきました。リーマンショック前のプラチナ相場が高い時の7500円まで近づいてきました。
当時は2270ドル、ドル建てで言うとまだまだ遠いですが、当時の為替は1ドル100円です。今日
は1ドル147円。つまりよく言われるリーマンショック前の高かった価格を超えてくる可能性は
大いにあります。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比12.3ドル高の1トロイオンス3,657.3ドル。
プラチナ相場は、前日比11.9ドル高の1トロイオンス1,411.7ドル。
原油相場はWTIで62.32ドル、NYダウは45,834.2ドル、米国債10年物は4.068%。
NY外国為替市場では、1ドル¥147.6、1ユーロ¥173.2。
昨日の日経平均株価の終値は¥44,768、長期金利は1.590%。
2025年9月13日(土曜日) 本日の営業時間は10時-17時です。
18金・K18 | 13,780円/1g | プラチナ850 | 5,930円/1g | |
インゴット100g以上 | 18,010円/1g | プラチナ900 | 6,300円/1g | |
24金・純金 | 17,650円/1g | プラチナ1000 | 6,760円/1g | |
14金・K14 | 10,110円/1g | K18/Pt850半々 | 9,710円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。