宝石の豆知識 7、ラピスラズリ
ラピスラズリ は、ラズライトを主成分とする半貴石です。
和名は瑠璃(るり)です。
濃い青から藍色の宝石で、黄色の粒を含んで夜空の様な輝きのものもあります。
日本ではトルコ石と共に12月の誕生石です。
古代よりパワーストーンとして人気です。
アフガニスタンで産出されました。
ラピスラズリは、宝石としてのほか絵画の顔料としても重宝されました。
ラピスラズリを細かくすりつぶし、液状にしたものを、ウルトラマリンと呼びます。
この顔料でもっとも有名なのが、フェルメールです。
この独特な色は、フェルメール・ブルーと呼ばれます。
もともと宝石ですので、ものすごく高価だったようです。
上画像の絵は、1万円の図書カードに採用されています。