最近、ドル・ユーロにたいして円安が進んでいます。
金・プラチナ・宝石・ダイヤモンド・ブランド品などを扱いますので、
質屋にとって為替は非常に重要です。
為替がどれほど重要か例を挙げます。
上記画像は、以前お買取りしたロレックスの値札です。
価格は、23,430ユーロです。
本日、1ユーロは126円台です。
23,430ユーロ×126円=2,952,180円
リーマンショック前は、160円前後でした。
23,430ユーロ×160円=3,748,800円
その差は、796,620円になります。
同じものを買うにしてもこんなに差がでます。
ドルに対しても同じです。
本日、1ドルは94円台です。
仮に10,000ドルのものを買うとすると、
10,000×94円=940,000円
リーマンショック前は、110円~120円でした。
10,000ドル×120円=1,200,000円
その差は、260,000円になります。
円高の時には、買うのが有利で、
円安の時は、売るのが有利です。
ニュースなどで日本は輸出国家なので、円高が進むと厳しいと
あるのはこういうことです。
1円円高になると何千億の損などといわれます。
逆に円高還元セールなどデパートなどでやっているのは、
円高になり予定よりも安く仕入れができたためです。