本日のニューヨーク金相場は大幅に急落しました。
前日比21.5ドル安の1トロイオンス1193.1ドルでした。
欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度理事会(FRB)がユーロを買うとの憶測から
ユーロが対ドルで急伸しました。このためユーロの信用不安が後退したため、
リスク回避として買われていた金が売られたようです。
また、前日にドイツが空売り規制を発表したことをきっかけに、
投資家が運用でリスクを取りにくくなるとの見方が強まりました。
原油をはじめ商品先物相場が総じて軟調となり、金先物にも影響しました。
プラチナも欧米の株式市場の急落を受けて、需要の減退観測がでたようです。
最近、金相場は高値で推移していたため、利益確定の売りがでた面もある
ようです。