シアトルマリナーズのイチロー選手が、昨日10年連続年間200本安打の
記録を達成しました。メジャーリーグの100年以上の歴史でも200本安打
10回以上は、2人しかいません。
走攻守そろった偉大な選手です。
アメリカの野球専門誌ベースボール・アメリカが、全30球団の監督に
各部門のアンケート調査を実施するベスト・ツール2010でもア・リーグ部門で
下記のように選ばれました。
バントが上手い選手(Best Bunter)1位
走塁の上手な 選手(Best Baserunner)1位
守備の上手い外野手(Best Defensive Outfielder)1位
強肩外野手(Best Outfield Arm)1位
足が早い走者(Fastest Baserunner)2位
ヒットエンドランの上手な打者(Best Hit-And-Run Artist)3位
最もエキサイティングな選手(Most Exciting Player)3位
さらに今季ここまで全試合に出場しているのは、
ア・リーグでイチローただ一人だそうです。
鉄人でもあるのです。
しかも異国の地でです。
鈴木 一朗
1973年10月22日生
愛知県出身
身長180cm
体重77kg
1991年ドラフト4位オリックス
1993年プロ初本塁打は野茂英雄から
1994年仰木彬監督により1軍定着。登録名イチロー
2001年渡米
2006年1月フジテレビ古畑任三郎「フェアな殺人者」
私が1番印象深いのは、先回のWBCです。
年間200本安打を10回達成したもう1人のピート・ローズは取材に、
イチローの内野安打の多さに触れて「世界一幸運な男」と皮肉ったそうです。
同じ記録の話題で、数日前相撲の九重親方(千代の富士)は横綱白鵬が
自分の連勝記録53に並んだ時、
「立派の一言だ。白鵬はどっしりしているし、いい内容の相撲を取っている。
大に近い横綱になってきた。まだまだ連勝は続くだろうし、ここまで来たら
超えてほしい」
54連勝で超えた時には直接、
「おめでとう。これからも一番一番頑張ってね」
と目に涙をためて祝福の言葉をかけたそうです。
大のつく選手には、大のつく人物であってほしいものです。
もちろん立場もあると思いますが。
ちなみにもう一つ特筆すべきは、こんなに稼いでいるのに
無駄にお金は使わず贅沢はしないそうです。
所有する時計の1つは一目惚れしたアランシルベスタインのようです。