ここ数日の動きをまとめました。
1つは、追加金融緩和により米ドル安がさらに進む可能性。
追加の金融緩和政策はほぼされそうですが、規模が問題です。
もう1つが、金相場が高過ぎマーケットも警戒しているようです。
10月20日 ー前日比36.1ドル安ー
ニューヨーク商品取引所(COMEX)では、前日比36.1ドル安の
1トロイオンス1336.0ドルで終えました。
中国の利上げ発表で、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇。
利上げにより世界経済をけん引する中国の景気を冷やすとの見方から、
米ドルが買い戻されました。
それとここ数日、最高値の更新が続いていましたので、利益確定の
動きも当然出ました。
10月21日 ー前日比8.2ドル高ー
この日の取引は、前日比8.2ドル高の1トロイオンス1344.2ドルで終えました。
米連邦準備理事会(FRB)による追加金融緩和の観測によりドルが売られ、
ドルと反対の値動きをしやすい金が買われました。
10月22日 ー前日比18.6ドル安ー
この日の取引は、前日比18.6ドル安の1トロイオンス1325.6ドルで終えました。
外国為替市場でドルが主要通貨に対して買われたのが要因のようです。
ガイトナー米財務長官が
「ドルは円やユーロに対してこれ以上安くなる必要はない」との発言が伝わり、
円は81円84銭まで円安へ。しかし、ウォール・ストリート・ジャーナル
に掲載されたインタビューの内容が「主要通貨はほぼ整合的な水準にある」
との内容でしたので、円は再び円高方向に動きました。
10月23日 ー前日比0.5ドル安ー
この日の取引は、前日比0.5ドル安の1トロイオンス1325.1ドル。
G20、20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議後の声明発表を控えて薄商い。
金の国際相場は、このように毎日変動しています。
日本では、このニューヨークの相場を基に、為替をくみ決まります。
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