アメリカの雇用統計の悪化を受け、円高が進んでいます。
ニューヨーク外国為替市場で、前日比1円30銭円高・ドル安の
1ドル=82円50銭前後で終えました。
ドルはユーロに対してもドル安です。
11月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は、
前月比3万9000人増と市場の予想を大幅に下回り、
失業率は9.8%と前月から上昇しました。
これを受け金相場は、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、
前日比16.9ドル高の1トロイオンス1406.2ドルでした。
再び1400ドル台です。
株価も急落かと思いましたら、米連邦準備理事会(FRB)の国債
買入れ拡大のバーナンキ議長の発言が支援材料となり続伸しました。
FRBの国債買入れ額が6000億ドルを超える可能性を否定
しなかったというものでした。
米ドル安、株価高とアメリカの理想通りの展開になっています。
戦略、実行力、リーダーシップ、責任、国力。。。。