内閣府が発表した2010年の名目GDPは、前年比1.8%増の
479兆2231億円(5兆4742億ドル)となりました。
先月に公表された中国の名目GDP39兆7983億元(5兆8786億ドル)
に抜かれ、世界3位に転落しました。
GDP世界3位は43年ぶり。
日本は1968年に西ドイツ(当時)を抜いて以来、42年間維持して
きた米国に次ぐ「世界第2位の経済大国」の座を中国に明け渡した。
とニュースになりました。
見方を変えれば、人口1億3千万人と13億人で比較すれば、
一人当たりでは約10倍勝っていると見ることもできます。
国として成長をしっかりと計画しなければなりませんが、
悲観することはないと思っています。
2009年世界名目GDPランキング
1、アメリカ
2、日本
3、中国
4、ドイツ
5、フランス
6、イギリス
7、イタリア
8、ブラジル
9、スペイン
10、カナダ
11、インド
12、ロシア
13、オーストラリア
14、メキシコ
15、韓国
18、インドネシア26、サウジアラビア32、南アフリカ
43、エジプト44、シンガポール64、イラク
しかし、日本と中国を足してもアメリカに追いつけません。
ドイツとフランスを足してやっと同額レベルです。
それだけアメリカが巨大ということです。
アメリカは、経済と軍事が強いので、政治力もつきます。
どれが欠けても強い立場は築けません。
そしてそれを支える情報収集力、分析力。
いろいろな人種、民族を受け入れる社会(差別はあります)。
モンゴル帝国、スペイン、イギリスほか、永遠と思われた繁栄。
アメリカのスーパーパワーは、どこまで続くでしょうか。
そして20数年後には、アメリカのGDPさえも中国が抜くという
予想がありますが、どうでしょうか。
日本は。
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