米誌フォーブスが9日発表した2011年の世界長者番付は、
10億ドル以上(約820億円)の資産を所有する大富豪が前年
から約20%増え、1210人と過去最高人数になりました。
リーマンショックからの景気回復と新興国の成長が背景にあります。
1位 カルロス・スリム氏(メキシコ) 約740億ドル。
2位 ビル・ゲイツ氏(アメリカ) 約560億ドル。
3位 ウォーレン・バフェット氏(アメリカ) 約500億ドル。
4位 ベルナール・アルノー(フランス) 約410億ドル。
5位 ラリー・エリソン(アメリカ) 約390億ドル。
4位のベルナール・アルノー氏は、LVMHのCEOです。
日本のトップは、ソフトバンクの孫正義氏の113位で資産は81億ドル。
ファーストリテイリングの柳井正氏が76億ドルで122位。
国別では米国が413人。中国115人、ロシア101人。
日本は26人でした。
米誌フォーブス誌のスティーブ・フォーブス最高経営責任者は会見で、
今年のランキングの要因が「BRICs、コモディティ、アジア太平洋」
と指摘しました。
また、「富の観点から言うと、目立っていないのは日本だ」
「経済規模からすると、富豪が極めて少ない」と付け加えました。
「経済規模からすると、富豪が極めて少ない」
確かに富豪の規模、人数からすると日本は他国に比べ極端に少ないです。
しかし、それは悪いことではありません。私は、逆に健全だと思います。
100億円の資産を持つ人が10人いるよりも、1億円の人が1000人
いるほうが、それよりも5千万円の人が2000人いるほうが、国として
幸せだと思います。
特に世界経済の中でBRICs諸国は、急激に力をつけてきていますが、
各国ともに貧困層の深刻な問題を抱えています。大富豪もいればその日
その日食べるのがやっとの人も多くいます。
もちろん日本でもそういう問題はありますが、他の国に比べ少ないです。
なにかあると、アメリカではこうなっている。ヨーロッパでは・・・・、
とマスコミは騒ぎますが、日本のいいところはたくさんあります。
見習うべきところは見習い、守るところは守る。
良いところと悪いところは、表裏一体です。
ほとんどの国民が、住む所、食う物、着る物に困らない国は、世界でも
少ないのが現状です。
国民皆中産階級、日本スタイルでいいと思います。
ただし日本は、貯蓄率も大幅に落ちています。また1人当たりのGDP
も世界の17位にまで落ちている現状を知らなければなりません。
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