金相場の高値維持とギリシャの財政問題。
本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所(COMEX)では前週末比
2.9ドル高の1トロイオンス1542.0ドルで終えました。
19日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの融資の決定が先送りされ
たことに、ギリシャのデフォルトが懸念されています。
プラチナ相場は、前週末比21.6ドル安の1トロイオンス1730.5ドルで
終えました。
こちらは、アメリカの景気後退が懸念され売られています。
ユーロ圏財務相会合とIMFは、ギリシャのデフォルト(債務不履行)
回避のために必要な融資を行う条件に、同国の財政改革法案
を国会で成立させることで合意しました。また、欧州の新たな救済
資金についても最終合意されました。
条件付きの合意ですので、先送りと見る向きと進展と見る向きが
あるようです。
次回の融資は、120億ユーロです。もしこれが融資されなければ、
ギリシャは国債の償還ができず、債務不履行- デフォルト-です。
もし、デフォルトすると金・プラチナ相場はどうなるでしょうか。
プラチナはほぼ急落すると思われます。
金は、「有事の際の金」で上がることも考えられますが、現在高過
ぎる水準にありますので、下がる確率も高いです。
株や国債、為替などの損害を穴埋めのため、また現金調達のため
金が売られることも十分考えられます。
ただ、デフォルトはないと思います。
6月21日、貴金属買取相場
18金・K18 3,000円/1g プラチナ850 3,800円/1g
インゴット100g以上 4,070円/1g プラチナ900 4,000円/1g
24金・純金製品 3,900円/1g プラチナ1000 4,370円/1g
14金・K14 2,010円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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