政府は武器輸出三原則の緩和の方針を発表しました。
兵器の先端装備品は高性能化や国際共同開発が主流となっており、先日
次期主力戦闘機に選定したF35も米・英他9ヶ国の国際共同開発です。
【武器輸出三原則】
・共産圏諸国向けの場合
・国連決議により武器等の輸出が禁止されている国向けの場合
・国際紛争の当事国又はそのおそれのある国向けの場合
とありますが、実際にはアメリカとの共同開発以外はほぼありません。
問題は縛りが多いため国防が弱くなることです。
日本の軍事産業も三菱重工、川崎重工ほか優良な企業がありますが、顧客
が日本の自衛隊だけでは、企業として生産性があわないのは明白です。
上記のF35の利点の1つが、将来的に40%を国産にすることです。
アメリカのGMや韓国のサムスンなども軍需部門があり国際シェアを争って
います。
世界の最大の顧客はアメリカ軍です。世界の軍事予算の4割強がアメリカで、
中国がどんなにがんばっていても現時点では、アメリカの6分の1にすぎませ
ん。中国の発表が正確ならの前提ですが。
また、アメリカは今後財政問題により大幅削減が予定されています。
日本がまだ手つかずで日本のハイテク産業を活かすには武器輸出は、唯一の
産業かもしれません。人殺しの産業などいらないという人も多いかもしれません。
また、なんか嫌という人もいるでしょう。しかし自国を守る武器を同盟国とはいえ
外国に頼ることは決して安心なことではありません。
また、兵器の開発は実践や有事を想定して設計しますので、原発事故の時に
役に立たなかった日本製の機械が活躍できるのです。
イージス艦にしても中枢の部分はブラックボックスになっており、いざというときに
はアメリカのボタン1つで無力になくなるかもしません。あらゆる面での自前は、
大切なことです。
日本の軍需産業の発展を望んでいないのは、反日・左翼勢力だけでなく、アメリ
カも望んでいませんでした。日米戦争中での純日本製の零戦の優秀さを知って
いるからです。
自国のことは自ら守る、この原則は主権国家では当然のことです。
12月27日、貴金属買取相場
18金・K18 3,000円/1g プラチナ850 3,020円/1g
インゴット100g以上 4,030円/1g プラチナ900 3,200円/1g
24金・純金製品 3,900円/1g プラチナ1000 3,510円/1g
14金・K14 2,010円/1g K18/Pt850半々 3,000円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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