旧日本軍の毒ガス関連の訴訟の判決が東京地裁でありました。
旧日本軍が中国吉林省に遺棄した砲弾から毒ガスが漏れ、負傷したとして、
中国人２人が日本政府に６６００万円損害賠償を求めた訴訟の判決が東京
地裁でありました。
日本政府が事故の発生を予見し、未然に防ぐことができたかどうかが争われ
ましたが裁判長は、「日本政府が情報を収集したとしても、事故現場を特定し、
危険性を認識することはできなかった」として原告側の請求を棄却しました。
同様の訴訟でも最高裁にて同じ判決となっています。
日本軍が敗戦後、証拠の隠蔽を謀り毒ガスを中国の山の中に棄て、何も知ら
ない現地の住民が被害を被った？違うんです。
１９４５年８月１４日、日本はポツダム宣言を受諾しました。日本国軍隊は、
武装解除された後、直ちに戦闘を停止し、武器をすべて現状のまま連合国側
に引き渡しました。旧満州ではソ連軍に、それ以外の中国内では中華民国に
武器の引き渡しがされました。当然、毒ガスなどの化学兵器も含まれます。
そうなのです。これらは日本が不法に遺棄したものではなく、戦後中国側の手
により埋められたものなのです。
中国がこの問題を言い始めた当時の総理大臣は村山富市、外務大臣は河野
洋平。この化学兵器の処理をなぜか易々と引き受けたことが発端でした。
村山談話、河野談話と今日の日本の外交を苦しめている談話をした２人です。
河野洋平ーこうのようへいー江の傭兵 江沢民の傭兵
そして、化学兵器禁止条約を９５年に批准し「日本が遺棄し、処理する」と決め
てしまったのです。中国の言いなりに、多額の日本の税金が使われました。
サンフランシスコ講和条約でも戦時中のことは解決済みです。
日本が作った毒ガスなどの化学兵器だからしょうがない？は理解できなくもな
いですが、この遺棄化学兵器処理事業では、資料に残っている日本から引き
渡された兵器だけでなく中国の物等がたくさん混ざっています。
また、提示された金額も中国のいうがままの根拠のない金額でした。
つまり処理する法的根拠のない物を実際の数を水増しされて、ぼったくられた。
不思議に思いました。中国吉林省敦化市は、北朝鮮よりも北にある内陸部です。
ケガをしたので、日本に来て日本政府を訴えるなど考えるでしょうか。
また、失礼ですが中国の内陸部の住民がその費用を出せるでしょうか。
渡航費用に滞在費用、弁護士費用、印紙代ほか訴訟費用など多額になります。
どうやって言葉の分からない日本の弁護士を雇うのでしょうか。
どう考えても誰かが裏で絵を書いています。
２０１２．４．１６ 貴金属買取相場
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