歴史再検証 日韓併合
加耶大学客員教授チェケイホ 著
韓国人著者は、以下の文で書き始めます。
私の結論を一言で述べれば、現在の韓国の教科書が教えていることと、
日本統治実態とは、あまりにもかけ離れているということだ。つまり韓国側
の歴史観は、歪曲はなはだしい。独りよがりで被害者意識に凝り固まり、
事実をとらえようとはしていない。
著者は、日本統治以前の李朝五一八年間が、いかに民衆を苦しめ、日本
により解放され、近代化国家を築き上げたかをデータを基に書いています。
韓国でこのような正しい歴史認識は、他にもアンビョンジク・ソウル大学名誉
教授など幾人かはいますが、身の危険がありなかなか言えない国です。
韓国国内のメディアは反日一色で、国民も反日教育のため日本憎しの感情論
になり、正確な歴史検証ができなくなっています。
日本のメディアも似たりよったりですが。
では、なぜ反日なのか。それはそういう教育を受けたから。なぜそのような教育を。
それは、「日本の統治時代の方が良かった。」という声が大きくなれば、国家転覆
になりかねないからです。今は貧しい、しかし日本統治時代はもっと貧しかったと
国民に説明してきたのです。李承晩韓国大統領以降のブレない政策です。
韓国では李朝五一八年を「宝石のような輝かしい歴史」と教え、テレビドラマ
では華やかに描いていますが、事実とは大きく異なります。
【歴史再検証 日韓併合 チェケイホ 著】
１８７６年 日朝修好条規 締結
１８９４年 日清戦争
１８９５年 下関条約（日清講和条約）朝鮮が清より独立
１８９７年 大韓帝国成立
１９０５年 日韓保護条約 締結
１９０６年 日韓統監府 設置
１９１０年 韓国併合条約
１９２４年 京城帝国大学 開校 – 過去記事 日本人の誇り
１９４５年 日本の朝鮮統治終了
※印のある所は、付記または本書の文章を短く要約している所。
【日本統治前】
李朝当時の韓国は、両班（ヤンバン）という堕落した不労所得者の貴族
集団が、良民、農民たちから財産と生産物を奪い、百姓たちは瀕死の
状態に喘いでいた。
※グーグルの画像検索で、日本併合前の写真を見て下さい。
【まず日本が行ったこと】
伊藤（博文）が統監として赴任した三年間、彼は祖国日本から無利子、無
期限の資金３０００万円を引き出し、韓国の道路、学校、水道、土木工事、
鉄道、病院建設に充当した。
※他にも通貨制度など近代国家としてあるべきものを整えました。、
※さらに朝鮮全土で１００校もなかった小学校を、１９４４年には５２１３校に
も増やして、ハングル文字を一般庶民に普及させ識字率を大幅に向上させ
ました。近代化において、いかに教育が大事かは、言うまでもありません。
清の属国として李朝は、漢字に重きをおきハングルを卑下していました。
つまり朝鮮は、財政の過半から３分の２を日本人の税金によって賄った結
果、ようやく近代化に向かって出発することができたのである。
日韓併合によって、詐取され呻吟したのは、韓国・朝鮮国民ではなく、日本
国民であった事実を認めるべきである。
※インフラ設備等の資金は、日本の税金によって行われたため。
【俗に言われる】
創氏改名が強制ではなく、志願や勧奨であったことを証明する。
※朝鮮名よりも日本名の方が、仕事に有利や差別されずになどメリットが大。
【人口の増加】
１７７７年 １８０４万人
１８７７年 １６８９万人↓
１９１０年 １３１３万人↓
１９２０年 １６９０万人↑
１９３０年 １９７０万人↑
１９４０年 ２２９５万人↑
１９４４年 ２５１２万人↑
※人口の増加は重要です。満州でも人口が飛躍的に増えています。
寿命が延び、栄養、医療、教育、仕事、治安等が揃っているなりよりの証拠です。
【著者の結論】
われわれ韓民族の悠久の敵は中国であることを、韓国人は肝に銘じなけ
ればならない。日本・アメリカは、われわれの盟友であり師と仰ぐべき存在
である。誰が敵で、誰が味方かを間違えるほど愚かなことはない。
韓国が今日の経済大国になれたのも、国家の生存と自由を守ることがで
きたのも、日本・アメリカの援助があったからこそで、日本の力に与かった
という恩には蓋をして、仇敵である北朝鮮の金日成の指令を、韓国大統
領（ノムヒョン）が仰ぐ姿には言葉もない。
韓国人が朝鮮のことを書いているから正しいというのではなく、客観的事実
である史実や数値に裏付けされた歴史事実を書いています。
我々日本人は、朝鮮の歴史をほとんど知りません。しかし、今を生きる韓国
人も本当の歴史事実を知らないと著者は指摘しています。
日本に何もかも詐取され、韓国の近代化を阻まれ、創氏改名や従軍慰安婦
など奴隷のように扱われたとする韓国の歴史認識を批判し、歴史を正すこ
とをせず、歴史から学ぶことを拒否し顧みなければ、歴史から処断されると
いうことを著者は強調しています。
歴史を振り返るとき、現在の常識のみでの理解は到底できません。
当事国だけでなく、世界の潮流を読み、そのまた過去を把握し、「当時の常識」
で考え、理解しようとしなければなりません。
日本への黒船来航が１８５３年。日米修好通商条約が１８５８年。日本も朝鮮
も鎖国から国を開かされ、アメリカ・イギリス・オランダ・フランス・ロシアなど欧
米列強は、アジアに植民地を求めていました。
清は欧米の草刈り場となり、ロシアの南下政策に、日本も朝鮮も清も悩まされ
対処に苦悩していました。日本は富国強兵のもと国力を高め、日清戦争、日露
戦争を勝ち列強の仲間入りをします。
その激動のなかで朝鮮は、日本との道を選び、近代化していったのです。
推進派もいれば反対派もいましたが、結果として世界中のどの国よりも朝鮮の
近代国家としての礎に貢献し築いたのが日本であることは疑いようがありません。
悪事もあったでしょうが、同じように日本人に対してもあったのです。
韓国が今、日本に対し批判していることの多くは、李朝５１８年間と終戦後の軍事
政権が行った数々の虐殺などの悪事を、歴史の闇に隠すためだと思います。
【韓国が国民を虐殺・殺害した事件】
保導連盟事件（１９５０年） １００万人以上の国民を虐殺。
済州島四・三事件（１９４８年） 済州島の島民６万人を虐殺。
聞慶虐殺事件（１９４９年） 国民８８人を射殺。
居昌・山清・咸陽良民虐殺事件（１９５１年） 国民７１９人を殺害。
麗水・順天反乱事件（１９４８年）、ハンセン病院虐殺事件（１９４５年）ほか。
そして、これらの虐殺から逃れるために小さな舟で海を渡り日本に不法入国し
た韓国民の一部が、日本軍による強制連行と主張しています。
昭和３５年２月、外務省発表集第１０号によると日本政府が本人の意思に反し
て日本に留めているような朝鮮人は犯罪者を除き１名もいない、とあります。
≪先日、日本会議川崎北支部主催での、元韓国空軍大佐崔三然氏の講演会≫
私は日本人・朝鮮人が半々の学校に通った。現在でも同窓会が開かれている。
そこで差別を受けて喧嘩したなどの記憶は無い。社会が非常に安定しており、
これは法的に平等であったことが大きいと思う。人種間の多少の感情的なもの
があっても、制度上の差別が無いというのは上等である。
【慰安婦問題はどうか】
とんでもない、慰安婦達は大変結構な給料をもらって働いていたのだ。もしも皆
さんが、中国や韓国が本当に事実を知らずに南京大虐殺や従軍慰安婦問題を
言っているのだと思ったら、それは大間違いだ。
彼らはわかって言っているのだ。そうして日本の反応を引き出し、それをまた材
料にして騒ごうと思っているのだ。日本はそんな手に乗ってしまってはいけない。
１９６５年の日韓基本条約により、
両締約国は、両締約国及びその国民（法人含む）の財産、権利及び利益並びに
両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決
されたこととなることを確認する。
イギリスのケンブリッジ大学国際法学者J. クロフォード教授
「自分で生きていけない国について周辺の国が国際的秩序の観点からその国を
取り込むということは当時よくあったことで、韓国併合条約は国際法上は不法な
ものではなかった」
「強制されたから不法という議論は第一次世界大戦以降のもので、当時としては
問題になるものではない」。
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