大分県のさとうベネックが東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立てしました。
負債総額は44.3億円。建設業として九州でもトップクラスの実績を誇っていましたが、
バブルが弾けた後から急激に経営が悪化。90年代後半には、手形の不渡や倒産など
よくない噂も多く聞かれる中、地元金融機関の支援でなんとかなんとかやっていました。
「会社規模が大きすぎて、潰すに潰せない」とよく耳にしていました。
2007年に経営破綻し事業の受け皿会社として設立した、さとうベネック。新旧さとうベ
ネックと分け、企業再生ファンドがスポンサーとなって再建を進めていましたが、今年初め
にダイセンホールディングスが買収してからは業績が急激に悪化し、資金繰りに行き詰ま
り手形決算の不調となりました。
さとうベネックの倒産ニュースを読むと、さとうベネックから親会社となったダイセンへの
13億円の貸付が返済されないことによる資金計画の穴が大きいようです。
新しいオーナー企業のきな臭さを感じます。
地元金融機関が、負債や資産を移動させながら潰さないようになんとかしていましたが、
地元の手を離れてからは、あっという間でした。はたから見ていると、よく分からないところ
も多かったですが、不良債権化しないように努力してました。
ただし、戸建の建設も行っていましたが、現場では工事が相当雑な物件もありました。
2階の床が傾いていたり、木材が虫に食われていたなどあってはならないようなミスが多
くあり、評判は良くなかったです。
大学生の頃、東京にもさとうベネックの建設中のビルがあり、大分の企業もがんばってい
るなぁと感じたことがありました。大分県内の倒産した建設会社や不動産会社の多くが、
倒産の原因をバブル期の拡張をあげています。
いちじくの季節です。梨や栗、秋刀魚もおいしいです。
2012.9.11 貴金属買取相場
18金・K18 3,330円/1g プラチナ850 3,470円/1g
インゴット100g以上 4,450円/1g プラチナ900 3,610円/1g
24金・純金製品 4,290円/1g プラチナ1000 3,960円/1g
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