現在、世界一の金産出国である中国は、2015年に最大で450トンまで増産すること
を工業情報化省がレポートで発表しました。
昨年2011年の生産量は361トンで、450トンは25%アップとなります。中国国内の
確認埋蔵量は6800トンにも上ります。消費量は、2015年には1000トンを超える見
込みだそうです。
金が好きな国民としては、インドが有名で消費量は現在世界一ですが、工業品の輸出
推進から自国通貨ルピーを意図的に安くしていることから、輸入品は高くなっています。
金も同様にインド国内では高くなりすぎていて、今までのようには売れていないそうです。
本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所で前週末比1.8ドル安の1トロイオンス
1749.6ドルが終値となっています。
プラチナ相場は、前週末比6.9ドル高の1トロイオンス1621.5ドル。
ユーロ各国と国際通貨基金は、ギリシャの支援策の見直しで合意。現在GDP比170%
の債務残高を2020年に124%に圧縮、また金利引き下げも合意となり、凍結中の
支援融資を再開することとなりました。
これによりユーロが当面落ち着くことが期待でき、予想される相場の動きは、まず欧米
ともに株価が上昇し、為替はユーロが主要通貨に対して上がりドルが下がります。ドル
が下がると金は上がる傾向がありますので、やはり上昇。プラチナも景気が良くなる期待
から同じく上昇。原油、穀物なども同様に上昇。この動きが一応セオリーです。
しかし、マーケットは単純にいかないときも多いですし、ギリシャ国内ではデモにスト、
暴動も頻繁に起きており、またスペイン国内では地方の独立騒ぎなどもあり欧州が落ち
着くには、まだまだ時間が必要です。
水槽の掃除をすると魚も気持ちよさそうです。
私も気持ちがよくなります。
2012.11.27 貴金属買取相場
18金・K18 3,540円/1g プラチナ850 3,690円/1g
インゴット100g以上 4,720円/1g プラチナ900 3,850円/1g
24金・純金製品 4,550円/1g プラチナ1000 4,220円/1g
14金・K14 2,580円/1g K18/Pt850半々 3,550円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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