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株式会社 いらっしゃい店
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拉致

拉致と決断
蓮池 薫  著

この絆と夢を、私はあの夏の夜の、おぞましい拉致という行為によって、一瞬に断ち切られ
てしまった。

望郷の念というものは、無意識のうちに故郷の姿を脳裏に深く刻みこんでいくようなものだ。

まわりに自分の思いを打ち明けられる人がいないことが悲しくもあったが、この国で生き、子
どもを育てていくためには、スキを見せてはならなかった。また彼らの前で自分の精神的弱
みをさらけ出したくないという意地もあった。

本来、私は故郷のことは気にしても、国家というものを意識することには慣れていない世代
である。戦争などの国難を経験していないだけでなく、「祖国」「母国」などという言葉を使った
だけで右翼的なナショナリストと思われかねない時代に暮してきたことにも、理由があろう。
だからもし私が拉致されていなかったら、故郷とはすなわち国家であるなどという概念は、思
いつきもしなかったに違いない。

だが、問題は北朝鮮社会がその社会主義の理想に近づいているのではなく、次第に遠のい
ているのではないかという疑念だった。そう感じていたのは私だけではなかった。

こと愛国心についていえば、私は拉致されてからどうして日本という国が救いに来てくれない
のかという思いもあって、むしろ薄らいでいたかもしれない。だが、日本人選手が勝った瞬間
は、日本にいるとき以上にうれしかった。きっとこの感情は理屈ではなく、本能に近いものな
のだろう。

家族ぐるみの旅行など夢のまた夢である北朝鮮の一般住民に比べれば、とても恵まれてい
たことは確かだ。

北朝鮮での拉致被害者の生活や思いを多くの人に伝えることによって、拉致問題解決への
関心を高めたい。それは、当然この本を書いたもっとも大きな目的の1つである。現在、北朝
鮮に残された拉致被害者の精神的苦痛は、極限に達しているはずだ。

拉致問題解決を推進すべき日本政府の人たちは、そういう拉致被害者たちの思いを、果たし
てどれだけ感じてくれているのだろうか。そんな疑問を抱かずにはいられない現状がなんと
も腹立たしい限りだ。この本が、政府関係者をはじめ多くの人たちに、拉致を自分の家族の
問題として改めて考えてもらうきっかけとなってくれたらと願ってやまない。

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【拉致と決断  蓮池 薫 著】

先日、「救う会徳島」の情報開示請求により警察庁が開示した「拉致の可能性」のある行方
不明者は868人です。868人すべてが、北朝鮮による拉致でないかもしれませんが、868
人に含まれていない拉致の可能性のある人を足すと、1000人を超えるという話もあります。

国家の責任とは、国民に対しては生命と財産を守ることです。
つまり、拉致被害者に対して国は、責任を果たしていないことになります。

多くの国民が他国に拉致されているにもかかわらず、救出することもできず寝ぼけたことを
言っている政治家が多すぎます。なぜ武力で自国民を取り戻すという主張が聞こえてこない
のでしょうか。被害者家族の身になれば当然の主張です。

1000人のために1億2千万人を戦争の危険にさらすのか、という人の感覚が分かりません。
もし私が同じ目にあったら、なぜ日本国は助けに来てくれないのだろうと激怒すると思います。
戦争は嫌なの皆同じです。しかし、過度のアレルギーによりかえって危険にさらされています。

そして、「拉致は日本政府の捏造」という主張を続けた北朝鮮労働党の出先機関である社民
党・社会党のようなものに日本の多額の税金が使われています。

北朝鮮とのパイプがあるのであれば本来、野党であっても積極的に日本の政治家として、拉
致被害者を日本に戻す役割を果たすべきですが、北朝鮮の擁護しかできず、上げ具の果て
には拉致に係ったのではないかという疑念さえ持たれています。

 

蓮池薫
1957年生。1978年・大学3年時に海岸でデート中に祐木子夫人とともに北朝鮮に拉致さ
れる。2002年10月15日、夫婦で帰国。2004年5月22日には、子供2人も帰国。
北朝鮮で生まれた子供たちには、自分たちは在日朝鮮人であったと説明していたそうです。

「決断」は拉致された後、日本に帰国するのが困難であると悟った時に、北朝鮮で朝鮮人と
して生き、子どもを育て、子どもが食べていけるようにするという決断。

 

2013.1.27 貴金属買取相場

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日時:2013年1月27日 14:49