日本の金相場が、史上最高値に近づきつつあります。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比17.4ドル安の1トロイオンス1660.6ドル。
プラチナ相場は、前日比3.1ドル安の1トロイオンス1629.3ドル。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥89.1、1ユーロ¥118.9。
【ニューヨーク商品取引所・COMEXの史上最高価格】
2011年8月23日 1トロイオンス(31.1035g)/1891.9ドル(終値)
終値ベースでは上記価格ですが、取引時間帯には一時1920ドルを超え、金ブーム
は加熱しました。リーマンショックから世界経済の停滞、ギリシャの財政問題が南欧
イタリア、スペイン他に波及、欧米の国債の格下げなど次々に起こる問題に市場は、
度重なる金融緩和を要求。アメリカ・欧州ほか各国の金融緩和による余剰資金が、
安全な投資先またリスク資産としての金に流入しました。
日本では金買取ブームが起こり、国内のリサイクル金が1日100億とも言われました。
ちなみに2011年8月23日の当店ブログ ー 金最高価格
【日本・東京工業品取引所の史上最高価格】
1980年(昭和55年)1月21日 1g/¥6,495 (税抜小売価格)
ソ連のアフガニスタン侵攻に伴い「有事の金として」高騰。ただし極端に鋭角なチャート
になっています。1400円程度であった金が急騰し、6千円以上は3日間のみ。
ドル建てでも250ドル程だった価格が、800ドルを超えたのも2日間のみという、かなり
限定的な価格でした。
前後の価格は、1978年の最高値¥1,480、1979年の最高値¥3,985、1980年
¥6,495、1981年¥3,895、以後2000年の¥1,140に向け下落をしました。
ちなみに、1980年当時と現在では金の価格構成が大幅に違っています。
当時は、ロンドン価格で1トロイオンス850ドル、為替が1ドル¥220円前後。
ここ数日は、1トロイオンス1680ドル、1ドル¥88円前後で1g/¥5,000(税抜小売価格)。
そして、もう一つ当時急騰した要因が、金市場が現在の数分の一の規模と小さかったた
め、数値が大きく反応しました。金相場、為替、市場、時代により変化しています。
1980年、私は小学生です。みなさんは、何をされていましたか。
1980年の主な出来事。イスラエルとエジプトが国交樹立。モスクワオリンピック日本
不参加。 イラン・イラク戦争勃発。巨人・王貞治引退。ロナルド・レーガン米大統領。
大平正芳首相急死、鈴木善幸内閣。ジョン・レノン銃殺事件。
2013.1.12 貴金属買取相場
18金・K18 3,670円/1g プラチナ850 4,050円/1g
インゴット100g以上 4,900円/1g プラチナ900 4,220円/1g
24金・純金製品 4,740円/1g プラチナ1000 4,620円/1g
14金・K14 2,690円/1g K18/Pt850半々 3,800円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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