山口県光市の伊藤公資料館で、英国渡航150周年記念イベントが行われました。
伊藤博文が第4次伊藤内閣を組閣した10月19日が「伊藤記念日」だそうです。
幕末にイギリスへ渡航した「長州ファイブ」の企画展。
長州ファイブ(長州五傑)
伊藤俊輔(博文)、山尾庸三、井上聞多(馨)、遠藤謹助、野村弥吉(井上勝)
海外へ行くには幕府の許可がいる時代(1863年)、当時の超大国イギリスに密航
という形で留学し日本の近代化に大いに貢献しました。密航はみつかれば死罪。
たまたま、DVDで「長州ファイブ」という映画(2006年)を見ました。
言葉が通じず、情報のない時代、苦難は想像を絶します。
日本工学の父 山尾庸三 ー 松田龍平
日本鉄道の父 井上勝(野村弥吉) ー 山下徹大
初代外務大臣 井上馨(志道聞多) ー 北村有起哉
初代内閣総理大臣 伊藤博文(伊藤俊輔) ー 三浦アキフミ
大阪造幣局長 遠藤謹助 ー 前田倫良
アメリカ・ペリーの黒船来航が1853年、長州ファイブの渡英が1863年、日英同盟
締結が1902年。わずか50年で急速に近代化し、列強の仲間入りをしたのは、多く
の日本人の努力によるものです。すごいですね。
そして、その礎となったものをイギリスから学びました。議会制民主主義、造船、鉄道、
航空技術。道路も左車線走行は、イギリスから交通を学んだためです。
日英同盟から40年後に戦火を交え、イギリスはインドやビルマほか多くの植民地を
失いました。第二次世界大戦の本当の敗者は、イギリスとフランスとオランダだとい
う人もいます。勝者は、大東亜戦争により独立を果たした東南アジア諸国。
そして現在は、鉄道の母国と言われるイギリスで、日本製の日立の電車が走ってい
ることは、1860年当時のイギリス人には思いもしなかったでしょう。
【長州ファイブ(長州五傑)】
遠藤謹助(上段左)、野村弥吉(上段中央)、伊藤俊輔(上段右)、
井上聞多(下段左)、山尾庸三(下段右)
今年7月には、ロンドンで英国主催によるアレキサンダー・ウィリアムソン夫妻顕彰碑
除幕式および長州ファイブ渡英150周年式典が催されました。ウィリアムソン・ロンドン
大学教授は、長州ファイブが滞在中、大いに世話になった人です。
顕彰碑は、ブルックウッド墓地にある夫妻のお墓の近くに建立されました。
ロンドン大学では既に、長州ファイブ (Choshu Five) の顕彰碑が建てられており、そ
のことを知った市民団体が運動し、2003年に山口市に長州ファイブの顕彰碑が建
てられました。
当店の住所は、宇佐市長洲(ながす)といいます。たまに、ちょうしゅう?と聞かれます。
2013.10.27 貴金属買取相場
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