日経平均株価は現在(11:03)、前日比98円高の¥17,035。
先週突如発表された日銀の追加の金融緩和が、マーケットに大きく影響を与えています。
アメリカにも波及し、NYダウは前日比100.9ドル高の17,484.5ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥114.9、1ユーロ¥143.5。
リーマンショック後、アメリカは無制限緩和でリーマンショック前からマネタリーベースを3倍
以上に増やしました。また、ユーロは無期限緩和で2倍以上にしました。しかし、日本は為
替介入しかなかった民主党政権下で、1ドル¥70、1ユーロ¥100まで円高が進み、結果
日本企業の工場は海外へいってしまいました。
今回の円安で、海外工場を閉め国内に戻るかと言えば簡単にそうは行きませんが、国内
工場維持には繋がります。
円安・円高には双方メリット、デメリットがあります。故に投資家や企業はリスクを分配し、
為替の変化に対応できるようにしています。しかし、1ドル70円は許容範囲を大きく超えて
おり民主党の失政といえます。同志社大学の浜教授は、1ドル50円になると言っていまし
たが、その時は日本の構造を大きく変えなければ対応できません。「強い円」で海外企業
を次々に買収し、海外現地生産は部品にも及び、アメリカのように巨大なファンドがいくつ
も現れ、レーガン大統領が目指したような国です。
その結果、貧富の差は広がり日本の良さは薄れるでしょう。
アメリカの中間選挙で、保守党である共和党が勝利したことも本日の相場に影響していま
す。また、今夜発表される、雇用統計も強気の見通し。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比22.0ドル安の1トロイオンス1145.7ドル。
プラチナ相場は、前日比14.1ドル安の1トロイオンス1,211.5ドル。
原油相場はWTIで、前日比1.49ドル高の1バレル78.68ドル。
アメリカの金融緩和により、金相場は史上最高値を記録し1トロイオンス1900ドルを
超えました。円高ドル安、金に代表されるコモディティは空前の活況でした。日本の
金融緩和では、コモディティは上昇していません。基軸通貨、ドルの強さとも言えます。
日銀の追加の金融緩和が発表されたのは、FRBのFOMCが終わってからすぐのタ
イミング。最も効果的な時期を黒田総裁が、考えていたことが伺えます。
株価が1万7千円を超えましたが、それでも低いと思います。日経平均株価の最高値
が、3万6千円。世界第3位の国の株価です。しかも実質2位。
トヨタは2015年3月期の純利益の予想を、初めて2兆円に達する見通しだと発表し
ました。売上高は25.7兆円から26.5兆円に、営業利益は2.3兆円から2.5兆円
に引き上げました。想定為替レートは、1ドル101円から104円。
2014.11.6 貴金属買取相場
18金・K18 3,340円/1g プラチナ850 3,970円/1g
インゴット100g以上 4,440円/1g プラチナ900 4,120円/1g
24金・純金製品 4,290円/1g プラチナ1000 4,520円/1g
14金・K14 2,440円/1g K18/Pt850半々 3,580円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
お客様の大切な商品を専門的評価で高額査定致します。