ロイター「中国経済成長率、実際は公式統計の半分以下か 英調査会社が試算」。
経済成長率、軍事費、株価など中国政府の出す数字に信用のおけるものは少ないと言わ
れます。また、その数字を確認する術が外からだけでなく、中国人でさえも誰も確認で
きません。
GDPについては各省から集められたものを積算すると、政府発表のものよりも大きく
なります。各省の役人が、出世争いのために”盛った数字”を挙げるためです。
ロイター
・中国国家統計局が先月発表した今年上半期のGDP伸び率は7.0%で、政府が掲げ
る2015年通年目標に沿う内容となった。
・ロンドンに拠点を構える独立系調査会社ファゾム・コンサルティングのエリック・ブ
リトン氏は「中国の公式統計はファンタジーだと考えており、真実に近いということ
もない」と話す。
今年の中国成長率は2.8%、2016年はわずか1.0%にとどまると予想している。
・内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電によると、現在は中国首相
を務める李克強氏が、遼寧省党委書記を務めていた数年前、中国のGDP統計は「人為的」
であるため信頼できないと語ったとされる。
上海株の暴落を官が支えフラフラし、不動産バブルは既にはじけたと囁かれ、人件費の
上昇は内需拡大に効果的ですが世界の工場として下請けではマイナス要因。
100年前、清は眠れる虎と言われましたが、アヘン戦争に負け国土を欧米列強に切り
売りし、日清戦争に敗れ滅びました。今も昔も広い国土と多い人口のまやかしに、強国
の幻を見ているのかもしれません。砂上の楼閣。
中国の中央銀行の中国人民銀行が1ヶ月前に発表した今年6月末時点の金の準備高は
5332万オンス(約1658トン)。2009年4月末の1054トンから604トン増加。
市場予想は1000トンから1500トンの増加でしたので、大きな失望となりました。
この数字は信用できるでしょうか。米国債の保有が下がり、金の保有も伸びていなけ
れば、実はジリ貧に陥っているのかもしれません。
中国相手の商売の人は、早めの手を打っておいた方が・・。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比4.5ドル高の1トロイオンス1090.1ドル。
プラチナ相場は、前日比5.1ドル高の1トロイオンス955.6ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.49ドル安の1バレル44.66ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥124.7、1ユーロ¥136.4。
日経平均株価は¥20,724、NYダウは17,419.7ドル。
2015.8.7 貴金属買取相場
18金・K18 3,470円/1g プラチナ850 3,430円/1g
インゴット100g以上 4,590円/1g プラチナ900 3,560円/1g
24金・純金製品 4,450円/1g プラチナ1000 3,900円/1g
14金・K14 2,520円/1g K18/Pt850半々 3,450円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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