日銀短観が発表されました。
NHKでは、「日銀短観 大企業製造業の景気判断3期ぶり悪化」。
タイトルだけを見ると、景気が悪くなっている印象が強いニュースと思います。
しかし、内容は「大企業の製造業の景気判断は、プラス12ポイントと3期ぶりに悪化」。
前回がプラス15ポイントでしたので3ポイントの下落という意味ですが、あくまでプラス
12ポイントの高水準圏内です。
さらに大企業の非製造業は、前回から2ポイントプラスの25ポイントで、約24年ぶり
の高水準。
製造業のマイナス要因は中国経済の減速、非製造業のプラス要因は中国人観光客に
よるものとの解説でした。表紙と中身は違っても、中国好きという趣旨は把握でき
ました。さすが、NHKです。
ちなみに、大企業の2015年度設備投資計画は、前年度比10.9%増でした。
経済さえも色眼鏡で見る日本のメディア。しかし、市場はそのような見方はしません。
短観が発表されると一時円高に振れました。市場関係者の見方は、製造業の3ポイント
マイナスは想定内、非製造業の24年ぶりの高水準と設備投資計画10.9%増が好感され
ました。日経平均株価は現在、前日比370円高となっています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比11.6ドル安の1トロイオンス1115.2ドル。
プラチナ相場は、前日比9.9ドル安の1トロイオンス907.2ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.14ドル安の1バレル45.09ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥120.1、1ユーロ¥134.0。
日経平均株価は¥17,759、NYダウは16,284.7ドル。
日銀短観は、全国企業短期経済観測調査の略。日本銀行の調査統計局が、四半期ごと
に行います。銀行などの金融機関を除く資本金2千万円以上の民間企業約21万社の中か
ら約1万1千社を選出して調査しています。
短観で使われているDIとは、Diffusion Indexの略で、企業の業況感や設備、雇用人員
の過不足などの各種判断を指数化したもの。企業の景況感を示す業況判断指数です。
調査を受けている企業の方に聞くと、適当ではなく細かに聞いてくるそうです。
けっこう気をつかうと言っていました。
2015.10.1 貴金属買取相場
18金・K18 3,410円/1g プラチナ850 3,160円/1g
インゴット100g以上 4,530円/1g プラチナ900 3,280円/1g
24金・純金製品 4,380円/1g プラチナ1000 3,600円/1g
14金・K14 2,490円/1g K18/Pt850半々 3,280円/1g
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