シャープは、台湾のホンハイ傘下に入ることを決定しました。
本日開かれた臨時取締役会で、ホンハイ・鴻海精密工業からの出資を受け入れ、傘下で再建を
図ることを決めました。取引銀行も支持する方針です。買収総額は6600億円規模。
シャープはリーマンショック後、液晶の不振に液晶への過剰な設備投資により赤字経営が続き、
度重なるリストラを行いました。この3年の景気回復、円安の追い風も他メーカーから遅れて後塵
を拝していました。
ホンハイ・鴻海精密工業は、電子機器を受託生産するEMSの世界最大手の企業です。主な顧客
には、アップル社やHP・ヒューレットパッカードのほかソニー、任天堂、ソフトバンクなど日本の企
業も多くあります。
EMS・受託生産と聞くと下請けで小さな企業を思い浮かべるかもしれませんが、一定以下の企業
からは仕事は受けません。台湾最大の企業の一つです。
EMS(Electronics manufacturing service)
電子機器の受託生産のことで、端的にいえば製造のアウトソーシングです。大別すると、
OEM 発注元が設計し製造を受託。
ODM 設計も含めて製造を受託。
【シャープ お掃除ロボット ココロボ COCOROBO RX-V80-S】
いくつかの考え方ができます。
1、日本の技術流出に繋がり、由々しき問題である。
2、外資傘下のシャープは、もう買わない。
3、たかだか買収されたくらいで騒ぎ過ぎ。外資を受け入れてこそ、発展がある。
4、度重なるリストラにも関わらず、経営再建できない無能な経営陣を一掃すべきである。
いろいろな角度での見方が必要です。将来を見据えた考え方、感情的な考え方、いずれにして
も他の電機メーカーがホワイトナイトに手を挙げなかったのは、シャープ自身に魅力がないとい
う判断でしょう。
私は(4)の考えが強く、決断を先延ばしにしリスクを取らず、任期を務めることしかできない経営
陣を一掃しない限り再建はないと思っています。
そして、剛腕・郭台銘会長はそのようなサラリーマン取締役を野放しにしないでしょう。当然、再
建できてもシャープは手放しません。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比16.5ドル高の1トロイオンス1239.1ドル。
プラチナ相場は、前日比0.7ドル高の1トロイオンス943.4ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.28ドル高の1バレル32.15ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥112.2、1ユーロ¥123.7。
日経平均株価は¥16,012、NYダウは16,484.9ドル。
長期金利は、-0.050%。
今月16日、宇佐市で高齢の女性が強盗にあった事件で無職の35歳の男が逮捕されました。
警察はもとより、テレビ局や新聞社などからも問い合わせがあります。警察のように、法的根拠
のあるもの以外は一切受け付けません。質屋は、昔から個人情報を大切に守っています。
2016.2.25 貴金属買取相場
18金・K18 3,510円/1g プラチナ850 3,030円/1g
インゴット100g以上 4,650円/1g プラチナ900 3,150円/1g
24金・純金製品 4,500円/1g プラチナ1000 3,450円/1g
14金・K14 2,550円/1g K18/Pt850半々 3,250円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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