ECB・欧州中央銀行は、追加の金融緩和を発表しました。
ドラギ総裁は、主要3金利の引き下げと資産買入れプログラム枠の拡大を発表。内容は、
主要政策金利のリファイナンス金利 0.05% → 0.00%
上限金利の限界貸出金利 0.03% → 0.25%
下限金利の中銀預金金利 マイナス0.30% → マイナス0.40%
資産買入れ規模を月間600億ユーロから800億ユーロに拡大。
発表後、資産買入れ規模などが市場予想を上回ったことで好感されましたが、NY市場が
始まると一転、「失望」となりました。
一部メディアでドラギマジックともてはやされましたが、実際のマーケット関係者との対話は
いつも不調です。ドラギ=失望。日銀の黒田総裁と比較すると、見劣りします。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥113.3、1ユーロ¥126.6。
日経平均株価は¥16,723、NYダウは16,995.1ドル。
長期金利は、0.010%。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比15.4ドル高の1トロイオンス1272.8ドル。
プラチナ相場は、前日比5.1ドル安の1トロイオンス977.2ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.45ドル安の1バレル37.84ドル。
NY市場に続き、東京市場でも「失望相場」となっています。
ユーロは円に対して2円のユーロ高。ドルに対しても上昇。ユーロ>円>ドル。金融緩和の
発表翌日にこの相場では、やらないほうがよかったです。欧州からアメリカ、日本と株安に
なっています。
追加緩和の規模ではなく、会見で更なる利下げを否定したことが嫌忌されたようです。
「本日の観点、およびわれわれの措置が成長やインフレにもたらす支援を勘案すると、一段
の金利引き下げが必要になるとは思わない」。
世界の株価を見ると欧州主要国は2%前後下落、アメリカはわずかに下落、日本は1%弱
の下落です。中国・インドも1%下落。全面安ではないですが、好感されていないことは確か
なようです。
東日本大震災から今日で5年です。死者15,894人、行方不明者2,562人。
昨日は、東京大空襲から71年目の日でした。10万人以上の非戦闘員である普通の人が
殺されました。
2016.3.11 貴金属買取相場
18金・K18 3,660円/1g プラチナ850 3,200円/1g
インゴット100g以上 4,860円/1g プラチナ900 3,320円/1g
24金・純金製品 4,700円/1g プラチナ1000 3,640円/1g
14金・K14 2,670円/1g K18/Pt850半々 3,410円/1g
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