北朝鮮が弾道ミサイルを発射し日本上空を通過したことで地政学リスクが上がり、有事の
金として金相場が上昇しました。同じく為替相場で円が全面高、国債も買われています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前週末比17.4ドル高の1トロイオンス1315.3ドル。
プラチナ相場は、前週末比10.1ドル高の1トロイオンス987.9ドル。
上記相場は通常市場の終値。市場が閉まった約1時間後に北朝鮮のミサイル発射により、
時間外取引でさらに15ドル前後上昇しています。ミサイル発射前の上昇は、FRBイエレン
議長とECBドラギ総裁が、25日の講演で金融緩和の縮小に前向きな姿勢を示さなかったた
めでした。有事の金としての上昇と、マーケットの思惑が重なり、大幅上昇となりました。
原油相場はWTIで、前週末比1.30ドル安の1バレル46.57ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥108.7、1ユーロ¥130.1。
日経平均株価は¥19,310、NYダウは21,808.4ドル。
長期金利は、0.005%。
為替市場では、円はドルに対して上昇、ユーロに対しては若干の上昇。国債が買われ、長
期金利が動いています。
地政学リスクを考えて金が買われるのは分かりやすいですが、日本は当事国ですので本来
は、円が売られるのがセオリーのはずです。国債も同じく、日本国の発行です。
財務省の喧伝する借金1000兆円が、如何にマーケットの考えと離れているかが分かります。
金同様、日本の円と国債は信頼されているのです。
安倍総理
「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙はこれまでにない深刻かつ重大な脅威だ」
菅官房長官
「これまでにない深刻かつ重大な脅威」
どのような強い言葉で非難しても、軍事的圧力のないものは北朝鮮に届くことはありませ
ん。如何なるケースにも対応と政府が言おうと、現行憲法の下では制約があり過ぎます。
国民の生命と財産を守るからのこそ、国に税金を払います。
2017.8.29 貴金属買取相場
18金・K18 3,650円/1g プラチナ850 3,110円/1g
インゴット100g以上 4,830円/1g プラチナ900 3,230円/1g
24金・純金製品 4,680円/1g プラチナ1000 3,540円/1g
14金・K14 2,650円/1g K18/Pt850半々 3,340円/1g
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