映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
見たかった映画「ウィンストン・チャーチル」が、DVDになっていました。イギリスの
政治家チャーチルを主役にした実話です。
第一次世界大戦の敗戦、没落から復活の狼煙を上げたヒットラーのドイツ。ドイツの侵攻
が進むヨーロッパで、イギリスやフランスをはじめ主流派は、そのようなドイツに対して
宥和政策を取りました。しかしチャーチルは、フランスが陥落寸前でも、イギリス本土に
ドイツ軍が来たとしても、ヒットラーとの交渉を拒否しました。
「どんな犠牲を払っても、我々は国を守るべきだ。決して降伏しない!」
後にチャーチルは、「第二次世界大戦は、平和主義者が引き起こした戦争である」と言い
ました。主流派がドイツによるオーストリア併合を容認したことで、ミュンヘン会談、
チェコ併合、ポーランド侵攻とヒットラーの要求は続きます。
【ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男】
チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、
チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描く、感動の歴史
エンターテインメント。(映画「ウィンストン・チャーチル」公式HPより)
ウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル
Sir Winston Leonard Spencer-Churchill 1874.11.30 – 1965.1.24
なかなかおもしろかったです。ドイツに対する目線で、もう一方の日本に対する目線は描
かれていませんでした。マレー半島では「マレーの虎」山下奉文大将に瞬く間に蹂躙され、
イギリスが誇る戦艦プリンス・オブ・ウェールズも沈められ寝込んだそうです。その後、
シンガポールも陥落し、議会でのチャーチルの立場は弱くなります。
第二次世界大戦の本当の敗者は、イギリス・フランス・オランダ・ドイツなどの欧州諸国
であるという考え方があります。日本の大東亜戦争によりアジアの植民地を失い、その後
の各地での独立運動に繋がります。
そして、米ソを頭とした冷戦。軍事的スーパーパワーもアメリカに移るだけでなく、経済
もシティーからニューヨークに移りました。
チャーチルで忘れてならないのが、今上天皇の皇太子時代の訪英です。
終戦後間もない1953年6月、イギリス現女王エリザベス2世の戴冠式に昭和天皇の名代と
して参列しました。イギリスにとって、8年前まで敵国であったため反日感情の残る時代
でしたが、帰国の途につくころにはかなり改善されたようです。チャーチルの尽力が大き
かったと言います。
いろいろ勘案しても、日本の最も大きな失敗は日英同盟の破棄でしょう。アメリカの横槍
が原因ですが、歴史や習慣、国民性などからも日露戦争以来のイギリスを選択すべきで、
ドイツとは合わないと思われますが、結果論かもしれません。
しかし、大英帝国とは大東亜共栄圏を進める上での衝突は避けられない論理が生まれ
ます。植民地から搾取し栄える大英帝国と、アジア各国を植民地から解放し独立させる
大東亜共栄圏構想。「もし」はないですが。
昨晩、偶然にもBSでチャーチルの特集がありました。ミスを強調される政治家ですが、
反面人気があり、魅力的な政治家です。
チャーチル、サッチャー、レーガンに肩を並べる政治家は、ひいき目なしで見ても我が
国の総理大臣 安倍晋三のみでしょう。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比4.9ドル高の1トロイオンス1215.0ドル。
プラチナ相場は、前日比11.5ドル高の1トロイオンス843.5ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.21ドル高の1バレル56.46ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥113.5、1ユーロ¥128.7。
日経平均株価は¥21,790、NYダウは25,289.2ドル。
長期金利は、0.100%。
2018.11.16 貴金属買取相場
18金・K18 3,520円/1g プラチナ850 2,760円/1g
インゴット100g以上 4,660円/1g プラチナ900 2,860円/1g
24金純金製品 4,520円/1g プラチナ1000 3,140円/1g
14金・K14 2,570円/1g K18/Pt850半々 3,080円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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