日本刀の教科書
渡邉妙子 住麻紀 共著
鎌倉時代は、日本史上初の武家政権が誕生した時代であり、日本刀の黄金時代です。
美術的に優れた名刀が多く作られ、今なお鎌倉時代の名刀を目指して多くの現代刀工が
鍛刀しています。京や備前などに加え、幕府が開かれた鎌倉(相州)をはじめ、刀剣の産
地も諸国に広がりを見せた時代です。P76
現在まで「美術品として価値がある」刀剣のみが、製作と所持を許可されています。製作
については、玉鋼(たまはがね)を用いることが条件であり、昭和五十一年に島根県に開
設された「日刀保たたら」が主に供給しています。刀匠になるには国による認可が必要で、
五年以上師匠のもとで修業をし、実技試験を通過し作刀承認を得なければ作刀することは
できません。芸術家・工芸家の中で、刀匠のみが実質的な国家資格となっているとも言え
ます。P92
日本刀の定義や作り方、歴史的変遷や扱い方などが解説されています。昨今愛刀家が減
り、取扱業者が減り、日本刀文化は先細る一途です。刀や着物、陶磁器など、日本の大事
な文化ですので、後世に残したいものです。
宇佐神宮の宝物館はおすすめです。常設で魅力的な刀剣が展示されています。古い時代の
剣から反りのきれいな鎌倉時代の日本刀など、見ていて飽きないものです。
日曜日は大分県立美術館 OPAMで、「日本の美意識 - 刀剣と金工 – 」を見てきました。
いいものを見ることは、一番の勉強です。古刀から現代刀まで展示されていました。
日本独自の技術で作られた日本刀。古来より武士の精神を象徴するものとされ、近年では
その独自の美に人気が高まっている。本展では、日本各地の名刀に加え、実用刀として高
い評価を得た地元・大分の豊後刀も紹介する。あわせて鍔(つば)をはじめとする刀装具や
精巧な金工品を通して、日本が誇る工芸技術の粋と伝統的な美意識に触れる機会を提供
する。(大分県立美術館HPより)
【大分県立美術館 OPAM 日本の美意識 - 刀剣と金工 – 】
そのほか、浮世絵の展覧会もありました。
「江戸浮世絵の黄金時代 The Ukiyo-e 歌川派―豊春から国芳、広重まで」
我が家の今年のカレンダーは浮世絵です。なかなか評判がいいです。
日本刀もお買取り致します。
美術品、ご相談ください。
昨日花粉の症状が出ましたので、耳鼻科に行ってきました。春ほどではありません
が、きつい日があります。
昨日亡くなったプロ野球400勝投手の金田正一さんに、ミスター長嶋茂雄さんがコ
メントを発表しました。
「混乱する頭の中で、真っ先に浮かんできたのは、デビュー戦の4打席4三振のこ
とだった。私はこの時、「プロで戦い抜いてやるぞ」と強く思った。
金田さんのような投手は、これから出てくるだろうか。400勝投手は永遠ではな
いか、と思っている。
心からご冥福をお祈りします。」
本日の金相場は、NY商品取引所で前週末比8.5ドル安の1トロイオンス1504.4ドル。
プラチナ相場は、前週末比0.7ドル高の1トロイオンス884.7ドル。
原油相場はWTIで、前週末比0.06ドル安の1バレル52.75ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥107.3、1ユーロ¥117.7。
日経平均株価は¥21,558、NYダウは26,478.0ドル。
長期金利は、-0.220%。
2019.10.8 貴金属買取相場
18金・K18 4,150円/1g
インゴット100g以上 5,500円/1g
24金・純金製品 5,330円/1g
14金・K14 3,030円/1g
プラチナ850 2,750円/1g
プラチナ900 2,860円/1g
プラチナ1000 3,140円/1g
K18/Pt850半々 3,380円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。
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