プラチナ相場が大幅上昇、昨年の安い時期と比べると千円超の高値です。
要因は、工業原材料としてのプラチナ需要です。新型コロナウイルスワクチンの普及
により騒動が沈静化して、自動車製造が通常に戻る期待。また、パラジウムの高相場
により代替品として需要増を見込んでいます。リーマンショック前、プラチナ価格の
あまりの高さに代替品としてパラジウムが用いられましたが、現在は逆になっていま
す。今回プラチナ価格は6年ぶりのものですが、安値が続いたことによる安値拾いの
買いという面もあります。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比16.0ドル安の1トロイオンス1,825.6ドル。
プラチナ相場は、前日比0.2ドル安の1トロイオンス1,245.4ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.44ドル安の1バレル58.24ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥104.8、1ユーロ¥127.0。
日経平均株価は¥29,479、長期金利は0.65%。
NYダウは31,430.7ドル。
日本経済新聞 脱炭素 「国境調整」で欧米中駆け引き 日本も対応急務
脱炭素を前面に掲げる米バイデン政権の誕生を受け、温暖化対策が不十分な国からの
輸入品に事実上の関税を課す「国境炭素調整」をめぐる駆け引きが活発になってきた。
導入を予定する欧州は米国に同調を呼びかけ、その動向に中国も神経をとがらせる。
貿易の波乱要因になりうるだけに日本も目が離せない。
この脱炭素なる経済戦争も大きな要因です。発電所で大量の二酸化炭素を出した電気
で動かす電気自動車。ガソリンを燃焼させ直接動力に代えるガソリン車。どちらが効
率がいいでしょうか。環境保全ではなく、欧州発の経済戦争と見る必要があります。
実は、穀物のNON-GMO 「遺伝子組み換え作物ではない」も同じです。科学的に害な
ど証明されてなく、健康に与える影響はないというのが科学者のコンセンサスです。
アメリカ産の穀物から、フランスをはじめ欧州産の穀物を守るための理論。”環境”は、
使う人によって都合のいい理論です。反対しようものなら、利益優先者とのレッテル
を貼られます。
2021年2月12日(金曜日)
本日の営業時間:10:00-19:00
18金・K18 4,980円/1g
インゴット100g以上 6,590円/1g
24金・純金製品 6,390円/1g
14金・K14 3,630円/1g
プラチナ850 3,750円/1g
プラチナ900 3,970円/1g
プラチナ1000 4,260円/1g
K18/Pt850半々 4,270円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。