本日の円建ての金・プラチナ相場は、大幅上昇しています。
大きな要因は、ウクライナ情勢の逼迫です。ロシアがウクライナに侵攻すれば、大規模
な軍事衝突の可能性があります。これにより金や国債などの安全資産が買われています。
また欧州は、経済制裁として当然にロシアからの天然ガスおよび原油を止める必要に迫
られます。ただでさえ原油相場は1バレル90ドルを超え高くなっていますので、13年前
のリーマンショック前の相場を超える可能性が上ります。昨今、インフレが世界中で危
惧されていますが、このロシアの軍事侵攻によりより一層インフレーションが進むとい
う可能性からも金は買われています。金は金利はつかないが物価に連動するという特性。
ロシアはウクライナの東とベラルーシ側の北および黒海側の南からも攻める公算が大な
どと解説されていますが、クリミア半島の時と違いさすがにバイデン大統領も反撃する
でしょう。私は、「バイデン大統領という隙」をロシアが揺さぶったブラフと思ってい
ます。トランプ大統領であったなら、プーチン大統領もこのような行動はできなかった
でしょう。そしてこの対応次第では、次に中国が台湾と尖閣諸島に向けて軍事行動を強
めます。
いつ何時も、”隙”を作ってはいけません。日本では、”民主党政権”という隙で中ロ北韓が
活発に挑発を続けました。あの辛酸を繰り返さないことが求められます。
さてそうなると、一国の正義を防衛できるのは、国連でもなければ憲法でもない。
自国の軍隊と、それに加勢してくれる同盟国の軍隊だけです。
ロイター通信 米CPI、1月は前年比7.5%上昇 約40年ぶり高い伸び
米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は
前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさ
となった。上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。
本日の金・プラチナ相場は、アメリカは日曜日のためNY商品取引所は休場。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥115.3、1ユーロ¥131.0。
日経平均株価は前週末比702円安の¥26,993、長期金利は0.205%。
2022年2月14日(月曜日)
本日の営業時間:10:00-19:00
18金・K18 5,570円/1g
インゴット100g以上 7,380円/1g
24金・純金製品 7,160円/1g
14金・K14 4,060円/1g
プラチナ850 3,500円/1g
プラチナ900 3,700円/1g
プラチナ1000 3,980円/1g
K18/Pt850半々 4,450円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。