大阪取引所の金先物価格が史上最高値を更新しました。
金先物取引は、2020年7月27日に東京商品取引所から同じ日本取引所グループの大阪取引所
へ移管されています。ちょうどその日に、40年ぶりに金相場は史上最高値を更新しました。
40年前の金相場高騰の要因は、ソ連のアフガニスタン侵攻と円建てでは為替が1ドル220円
前後で円安だったことです。
それからお盆前まで続伸し下落。そしてこの1ヶ月、ロシアのウクライナ侵攻で安全資産
として買われています。
本日の金・プラチナ相場は、アメリカは日曜日のためNY商品取引所は休場。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥114.8、1ユーロ¥124.4。
日経平均株価は前週末900円安の¥25,084。
上画の100gインゴットバーも20年前のお買取価格は、12万円13万円でした。それが20
万円になり、30万円、40万円を超え、今日では784,000円です。当時からすると考えられ
ない金額です。
豊後高田市が、3人目の子供を産むと100gバーを進呈していたのでよく買い取りました。
そして、金・プラチナだけでなくコモディティ市場全般が大きく高騰しています。特に、
ロシアは原油や天然ガスも輸出が多い国です。時間外取引では、13年前のリーマンショック
前の価格をついに超えました。ガソリン価格も1‐2週間後には、10円ー20円上がるでしょ
う。その他、ロシアは穀物の生産も多いです。小麦もリーマンショック前の価格を超えま
した。
「リーマンショック前」というのは現在と同じくお金が余りに余っていたので、いろいろ
な物が買われました。鉄屑や銅線が高騰し、公園や道路の蓋が盗まれたのを覚えています
でしょうか。現在は、その時以上の「金余り」です。
2022年3月7日(月曜日)
本日の営業時間:10:00-19:00
18金・K18 5,900円/1g
インゴット100g以上 7,840円/1g
24金・純金製品 7,600円/1g
14金・K14 4,320円/1g
プラチナ850 3,830円/1g
プラチナ900 4,050円/1g
プラチナ1000 4,350円/1g
K18/Pt850半々 4,780円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。