外国為替市場ではドルが主要通貨に対して大きく下落しました。
昨今の「ドル高」はインフレ抑制を狙ったFRBによる利上げにより、各国との金利差
が開くことでドルが買われたことによるものです。それが、発表された10月の米消費
者物価指数が市場予想を下回ったことで利上げのペースが減速するとの理由のもとで
アメリカの長期金利が低下。金利差縮小とのことでドルが売られました。
この取ってつけたような理由は、「上げのための下げ」と見るべきでしょう。一過性
の風で判断すると誤ります。日銀がすぐに金利を上げることも、FRBが利上げを断念
することも、原材料高がすぐに収まることも、ロシアがウクライナ侵攻を止めること
も考えにくいです。
【GOLD】
日本経済新聞 トヨタやNTTが出資 次世代半導体で新会社、国内生産へ 2022.11.10
スーパーコンピューターや人工知能(AI)などに使う次世代半導体を国内で量産する
体制作りが動き出す。トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなど日本企業8社が新会社
を設立し、2020年代後半に向けて製造技術の確立を目指す。政府も補助金を通じて支
援する。台湾に生産を依存している半導体は、日米が経済安全保障の鍵と位置づける。
日米で連携して進める次世代品の研究成果を生かし、国内での安定供給体制を築く。
日本経済新聞 NY白金、5カ月ぶり高値 南アの供給懸念と金上昇で 2022.11.9
プラチナ(白金)価格が上昇している。国際指標となるニューヨーク先物は8日、一
時1トロイオンス1015.8ドルと5カ月ぶり高値をつけた。直近安値の9月上旬と比較し
て27%高い。生産シェアの約7割を占める南アフリカで計画停電が続いており、供給
懸念の高まりから買いが優勢となった。
ドルが大幅に下落したことで、ドル建ての本日の金・プラチナ相場は大きく上昇しま
した。円建てでは金は小幅下落、プラチナ相場は大きく上昇となっています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比40.0ドル安の1トロイオンス1,753.7ドル。
プラチナ相場は、前日比57.7ドル高の1トロイオンス1,059.6ドル。
原油相場はWTIで85.70ドル、NYダウは33,715.3ドル、米国債10年物3.828%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥142.1、1ユーロ¥144.7。
日経平均株価は¥28,282、長期金利は0.235%。
2022年11月11日(金曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
18金・K18 | 6,440円/1g | プラチナ850 | 4,230円/1g | |
インゴット100g以上 | 8,530円/1g | プラチナ900 | 4,500円/1g | |
24金・純金 | 8,270円/1g | プラチナ1000 | 4,820円/1g | |
14金・K14 | 4,690円/1g | K18/Pt850半々 | 5,230円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。