「超・長寿」の秘密――110歳まで生きるには何が必要か
伊藤裕 著
日本では現在、100歳以上の方が6万人以上に達し、しかもどんどん増えています。
いっぽう、110歳以上は146人と、極端に減ってしまいます。つまり、100歳と110歳
の間には、大きな「壁」があるのです。P5
さらに、2007年生まれの日本の子どもたちの半数は、107歳まで生きられるという
推定がなされています。にわかには信じがたいですが、これは100年後の世界です。
P15
寿命の現実的な限界はやはり、このあたりにあるのかもしれません。これが、「は
じめに」で触れた、100歳と110歳の間にある壁です。そして、今後、平均寿命が順
調に延びても、センテナリアン(百寿者・100歳以上)の急激な増加に比べて、
スーパーセンテナリアン(超百寿者・110歳以上)の人数はそれほど多くはならない
でしょう。P36
病気を長期間免れて超・長寿者になるには、「長寿になれる遺伝子」を持っている
ことが重要なのではなく、良い生活習慣を保つことで、私たち誰もが持っている遺
伝子の力を十分に引き出す。つまり、「遺伝子をうまく使う」ことが重要なのです。
P64
自分の子どもに何を食べさせるかという「食育」の問題が注目を集めていますが、
それは子どもの成長にとって大切なだけでなく、その子の孫、つまり自分のひ孫の
寿命にも影響するかもしれないのです。P127
ところで、食物繊維(難溶性多糖)は、タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、
ビタミンに次ぐ第六の栄養素と言われています。しかし、私たちは食物繊維を消化
することができません。つまり、直接の栄養素にはならないのです。それにもかか
わらず、健康にとって大切だと言われるのは、食物繊維が、腸内細菌たちのエサ
になるからです。P215
【「超・長寿」の秘密――110歳まで生きるには何が必要か 伊藤裕 著】
朝日新聞 老化しない? 100歳超えて生きた人の腸内細菌叢
<著者が語る健康腸寿>慶大教授・伊藤裕さんインタビュー 2019.8.19
一般的に腸内細菌は、高齢になると年齢と共にビフィズス菌が減り、大腸菌が増え
ます。でも、百寿者の腸内細菌のパターンは、60歳ぐらいの時のパターンを維持で
きているのです。なぜビフィズス菌が減らないのか、その理由はまだ分かりません
が、百寿者の腸管内では炎症が起きにくい傾向があり、炎症が起こると減りやすい
菌が生き残っているからではないかと考えています。
・
日本人は、それほど太っていなくても糖尿病になりやすいのですが、欧米人では
太っていても健康な人がたくさんいます。その違いは、長い米食の歴史の中で定着
した腸内細菌の遺伝子の違いが関係しているかもしれません。腸内細菌の人種差や
民族差は、今後の研究課題です。
「100歳と110歳の間にある壁」。健康長寿の基本的な考えがありました。
食事、運動、睡眠、サーカディアンリズム(規則正しい生活)、どれも必要です。
消費者が安さだけを食事に求めれば、企業はそれに応えるために野菜には農薬、
家畜には薬を、加工品には添加物を増やし利潤を求めます。デフレは経済だけで
なく、人体にとっても有害です。健康への投資ほどリターンが大きいものはあり
ません。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比22.9ドル高の1トロイオンス1,921.7ドル。
プラチナ相場は、前日比11.8ドル安の1トロイオンス1,066.7ドル。
原油相場はWTIで80.31ドル、NYダウは34,302.6ドル。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥127.8、1ユーロ¥138.5。
昨日の日経平均株価の終値は¥26,119、長期金利は0.500%。
2023年1月14日(土曜日) 本日の営業時間は10時-18時 明日・明後日はお休みです。
18金・K18 | 6,360円/1g | プラチナ850 | 4,010円/1g | |
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24金・純金 | 8,150円/1g | プラチナ1000 | 4,550円/1g | |
14金・K14 | 4,630円/1g | K18/Pt850半々 | 5,090円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。