四季報を100冊読んでわかった投資の極意
渡部清二 著
会社四季報は、「四季」という名称が付いていることからも察することができるとおり、
年4回刊行されています。
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この25年間、1号も欠くことなく、ずっと読み続けてきました。
そして、2022年の秋号で、ちょうど100冊に目を通してきたことになります。P16
このように会社四季報を読み込むことを通じて気づいた会社四季報の強みは、「継続性」、
「網羅性」、「先見性」の3つに集約されるといって良いでしょう。P18
インフレという現象を明確に定義した人物がいます。かつて東洋経済新報社の社長を務
め、後に日本の総理大臣にまでなった石橋湛山が、その人です。彼はインフレを次のよ
うに定義しました。
「ある国の通貨の数量が、その国の経済活動の健全な発展に必要以上、ないし有害な
程度に増加すること」つまり、通貨の量が増えることを「インフレ」と言っているのです。
P30
したがって日本銀行のバランスシートは会社四季報にも掲載されています。
それを見ると、総資産は724兆円となっています。2013年新春号では150兆円でしたから、
この9年の間で総資産は4.8倍まで膨らんだことになります。P31
そしてインフレが進んでいる時は、ほぼ例外なく株価は上昇します。P33
よく、「それって陰謀論でしょ」と言う人もいますが、どれだけ「とんでも話」だとして
も、それはありえる話という視点を常に頭の中に置いておくことが株式投資ではとても
大事なのです。P68
子どもへの投資における見返りは、子どもの成長と健康以外にはないのです。ここに投
資の原点があるのではないか、ということに気づきました。P207
そこでもう一度、株式投資に置き換えて考えると、株式投資による見返りは、企業の成
長と健康なのではないかという考えに至ったのです。P208
投資の考え方をしっかり理解し、正しい考え方の人が投資をすれば、日本は確実に豊か
になります。したがって正しい判断をするための知識を身につけましょう。そして、
日本の豊かさにつなげるため、投資先は日本企業にしましょう。P220
四季報
会社四季報は年4回刊行。新春号、春号、夏号、秋号。全上場3865社。
創刊は1936年(昭和11年)で、創刊時以来掲載されている企業は50数社。
昭和電工(レゾナック)、ヤマハ、森永製菓ほか。
外国為替市場においてドルが買われています。中でも円に対しては強く、1ドル
160円を突破しそうです。FOMCと政策決定会合が終わり、日本の週末を狙っ
た投機筋の動きでしょうか。これから1ヶ月円安局面が強まるでしょう。しかし
1ヶ月後に利上げをすれば円安は止まっても、株価は下がり景気を冷やしかねま
せん。
マーケットにおいて為替や株価に比べ金相場の重要度は低いものです。ですので
為替や株、金利に影響されて金相場が動きます。今日は、アメリカの財務省が外
国為替政策報告書で日本を監視リストに加えたこと、FOMCで利下げの中央値が
2回から1回になったことなどで円安ドル高が進み、長期金利が上昇、金が売ら
れたというロジックでした。日によってコロコロ変わります。
マーケットは正しく動くのではなく、結果によって正しさが決まるのです。株も
当然同様です。業績と連動しない期待値だけの上げ下げは珍しくありません。
受け入れることが大事と思っています。暑い!寒い!異常気象だ!と何でも騒ぐ
テレビのような思考では一人よがりにすぎません。太陽と地球は微妙な距離の
奇跡なのです。ほんの少し近ければ熱くて住めません。ほんの少し遠ければ寒く
て住めません。数多の星の中で偶然ちょうどいい距離にあることで生物は存在
できます。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比37.9ドル高の1トロイオンス2,319.1ドル。
プラチナ相場は、前日比12.1ドル高の1トロイオンス996.4ドル。
原油相場はWTIで79.85ドル、NYダウは39,150.3ドル、米国債10年物は4.256%。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥159.7、1ユーロ¥170.8、1ユーロ$1.069。
昨日の日経平均株価の終値は¥38,596、長期金利は0.970%。
2024年6月22日(土曜日) 本日の営業時間は10時-18時です。
18金・K18 | 9,650円/1g | プラチナ850 | 4,580円/1g | |
インゴット100g以上 | 12,720円/1g | プラチナ900 | 4,860円/1g | |
24金・純金 | 12,340円/1g | プラチナ1000 | 5,210円/1g | |
14金・K14 | 7,040円/1g | K18/Pt850半々 | 6,910円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。