先日家事をしながらテレビを見ていると、神奈川県川崎市の味の素の工場が出ていました。
JR川崎駅からそう遠くない多摩川沿いに、東京ドーム8個分にもなる広大な工場のようです。
大正3年(1914) に操業を開始。商品として味の素のほか加工食品なども多く、内需銘柄と
して株価も順調です。
最近多い広告を兼ねた番組ですので、味の素の主張通りでした。恐らく味の素は企業として
一番言いたかったのは、「味の素はサトウキビを原料として安全」。これに尽きるのでしょう。
しかし健康長寿を一番に考える我々界隈では、味の素は絶対に使いません。味の素の原料は
サトウキビという所は事実で「グルタミン」という物質に加工されます。グルタミンは昔は
胃腸薬として処方されていたようで、腸内壁の保護などに有効です。さらに筋肉の分解を防
ぐことからボディビルダーをはじめトレーニングをする人にはよく飲まれるサプリメントで
す。実は私も毎日飲んでいます。味の素は、グルタミンをサプリメントとして各国に輸出し
ています。
そして次にグルタミンは化学変化で「グルタミン酸」に変えられ、さらにおいしく使いやす
くするために「グルタミン酸ナトリウム」に加工されます。味の素のでき上がりです。番組
で隠されていたグルタミン酸ナトリウムという単語。
このグルタミン酸ナトリウムが問題視されたのが、50年以上前のアメリカで起きた体調不良
「中華料理店症候群」です。中華料理店で食事をすると頭痛やめまい、発汗が起きるという
ものです。この神経疾患は医学的には否定はされましたが、根強く嫌気されています。現在
でもアメリカでは、グルタミン酸ナトリウムの使用は自粛が呼びかけられています。
しかし我々界隈が嫌気するのはこれではなく、グルタミン酸ナトリウムは腸内細菌叢を撹乱
するということや中毒性です。アミノ酸調味料として中華料理店だけでなく、チェーン店の
レストランやファストフード、コンビニのお弁当にパン、冷凍食品などの超加工食品には必
ず混入されています。化学調味料にも入っていますので、どれだけ企業として使い勝手がい
いか分かります。おいしく中毒性がありますので、食べ過ぎて太りやすくなります。という
ことは企業の利益に繋がります。人工甘味料とともに企業にとっては魔法の粉です。
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【中華料理】
味の素の白い粉は中華料理店やラーメン屋で混入されて旨味を増します。アミノ酸調味料。
ラーメン屋さんに聞くと、これを入れないと「味が締まらない」と言っていました。ほとん
どのお店で入れられ、どんぶりに入れていないお店は寸胴鍋の方に入っていると言います。
もっと言えば、うどん屋や蕎麦屋やカレー屋ほかでも使われているのでしょう。
ですので、料理店が「当店は化学調味料は使っていません」ということをアピールすること
は有効なアピールです。少なくとも我が家はこの文言のお店を目指します。これは高級店や
職人のお店では当然なのでしょうが、安く提供するためにはどうしても必要というのが店側
の言い訳でしょう。客の健康よりも売り上げ重視。仕方のない事ですが、外食や超加工食品
の闇です。
化学調味料無添加、化学調味料不使用は意外と曖昧な言葉なのですが、外食時には妥協しな
ければ確認しようがありません。なぜなら魔法の粉を使っていなくても、醬油やみりんなど
の調味料に添加されていたり、食材に添加されているものもあるからです。
≪味の素公式ホームページ≫ 原材料名 調味料(アミノ酸等)
「味の素R」の成分
グルタミン酸ナトリウム 97.5%、イノシン酸ナトリウム 1.25%、グアニル酸ナトリウム 1.25%
本日の金相場は、NY商品取引所で前週末比40.5ドル安の1トロイオンス2,738.4ドル。
プラチナ相場は、前週末比12.1ドル安の1トロイオンス948.2ドル。
原油相場はWTIで72.59ドル、NYダウは44,713.5ドル、米国債10年物は4.551%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥155.5、1ユーロ¥162.3。
日経平均株価は¥39,234、長期金利は1.200%。
2025年1月28日(火曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
| 18金・K18 | 11,030円/1g | プラチナ850 | 4,230円/1g | |
| インゴット100g以上 | 14,310円/1g | プラチナ900 | 4,500円/1g | |
| 24金・純金 | 13,890円/1g | プラチナ1000 | 4,820円/1g | |
| 14金・K14 | 8,030円/1g | K18/Pt850半々 | 7,480円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。