日本経済新聞 卵・バナナ、消えた物価の優等生 価格転嫁当たり前に 2025.2.26
長年にわたって価格が安定し、気軽に買えた「物価の優等生」はもういない。鶏卵の消費者
物価指数(CPI)は2022〜24年の物価上昇局面に23.6%上昇した。
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安い果物として浸透したバナナも22〜24年に27.3%上昇した。
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「Cheapflation(チープフレーション)」が世界的に話題だ。低価格帯の商品の方が高価格帯
よりも値上げ率が高くなる現象をおもに指す。
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適切な価格で納得感があれば、値上げにつきものの顧客離れはみられない。チープフレーショ
ンが起きているのは「あえて値下げ」や「値上げせず」をうたってきた飲食店やプライベー
トブランド、ファストファッションなどだ。
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世界では当たり前の価格転嫁が日本でもようやくできるようになった。企業は新たな価格戦
略をとれるようになる。新しい優等生はコストを適切に反映し、消費者にも企業にとっても
価値がある商品だ。賃金が上がって緩やかなインフレを許容することができれば、経済の足
腰は強くなる。
「世界では当たり前」ではなく、商売として当たり前の価格転嫁を客離れを恐れて企業は避
けてきました。その穴埋めは、原材料の粗悪化に人件費を削り、さらに下請けや生産者を叩
いてきました。結果デフレに落ち、身動きが取れなくなる始末です。従業員も下請け業者も
生産者も、つまるとこ消費者でもあるのです。
ということは原価に適切な利益を乗せた販売価格で、その利益から従業員に対する給与を
一番に考えることでデフレから脱却するほかありません。適切なインフレは、若い世代にとっ
て必要なものです。給料が上がり、お金の価値が落ちることで借金が目減りし、家や車の
購入の後押しになります。
さらに言うと、給料が先に上がり物価が後に上がるという世界はあり得ません。先に物価が
上がり遅れて給料が上がるのが論理的です。そして経営者目線で言うと、給料を上げるに
値する従業員でなければなりません。
【世界インフレ時代の経済指標 エミン・ユルマズ 著】
今、時代が大きなパラダイムの転換点を迎えています。ここまで読まれた方はご理解されて
いると思いますが、低インフレ・低金利の時代は終わり、いよいよ本格的なインフレ時代を迎
えようとしているのです。P182
健康面から考えますと、毎日欠かせないものほどお金をかけるべきです。具体的には、水や
お米、醤油に味噌、卵、洗剤、歯磨き粉など。安い味噌や醤油は発酵が弱くメリットが薄く、
色付けされ人工甘味料などの添加物がてんこ盛りです。
マーケットがネガティブに大きく動いています。世界全体で見ればトランプ大統領の関税政
策、日本だけで見ると円高です。円高だけですとマーケットは織り込み済みでしょうが、関
税政策が思い出させているかのようです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比43.7ドル安の1トロイオンス2,906.0ドル。
プラチナ相場は、前日比1.0ドル安の1トロイオンス963.7ドル。
原油相場はWTIで68.96ドル、NYダウは43,461.1ドル、米国債10年物は4.292%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥149.1、1ユーロ¥156.8。
日経平均株価の終値は¥37,823、長期金利は1.320%。
2025年2月26日(水曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
18金・K18 | 11,300円/1g | プラチナ850 | 4,160円/1g | |
インゴット100g以上 | 14,660円/1g | プラチナ900 | 4,410円/1g | |
24金・純金 | 14,220円/1g | プラチナ1000 | 4,740円/1g | |
14金・K14 | 8,230円/1g | K18/Pt850半々 | 7,580円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。