人糞地理学：貴金属・宝石・ブランド買取なら大分県の質屋いらっしゃい店

ウンコはどこから来て、どこへ行くのか　人糞地理学ことはじめ
湯澤規子 著

その結果、今ではそれは、「自分」というよりも「他者」であり、触れたくない「汚物」であると
認識されることが多くなった。そして、「汚物」と名づけられた瞬間に、私たちはウンコについて
深く考えることをやめてしまってはいないだろうか。P10

便所からトイレへと変貌を遂げたことにより、二十一世紀の日本で生きる子どもたちにとって、
トイレはもはや、怖い場所でも臭い場所でもなくなっているのかもしれない。P39

それはちょうど、世の中に水洗トイレが普及し、便所の臭いが身近なものではなくなっていく時
代と連動しているように思えてならない。生きることから「におい」が削ぎ落されていく過程で、
他人や動物、ついには自分の「におい」にまで、私たちはいつの間にか嫌悪感を抱くようになり、
「消臭」や「無臭」を追い求める現代社会では、それが過度ともいえる様相を呈している。P138

しかし、その歴史を振り返ると、ウンコは中世には「畏怖」され、「信仰」され、近世・近代には
「重宝」され、「売買」され、「利用」され、近代・現代には「汚物」と名づけられて「処理」さ
れ、「嫌悪」され、その結果「排除」され、そして「忘却」されつつ、今日に至る。P193

不思議なことに、子どもは大人になると、いつの間にかウンコとの親しさを忘れてしまう。ウン
コについて話したり、学んだり、考えたりすることもほとんどなくなってしまう。しかし、それ
はもしかしたら、「生きること」の意味を見過ごしていることと同じなのかもしれない。少し大げ
さではあるが、本書を書き終えて、そう強く思っている。P222

【ウンコはどこから来て、どこへ行くのか 人糞地理学ことはじめ　　湯澤規子 著】

汚物として平素遠ざけ、見ないようにしている「ウンコ」を哲学的に語っています。その歴史を
国ごとに見るとたいへん興味深いものがあります。特に、近世の世界的な大都市である江戸
とパリ・ロンドンを比較すると顕著に差が出ます。川に直に棄てていたパリ・ロンドン、肥料とし
て重宝して売買していた日本。明治以降に訪日した欧米人が日本の肥溜めを臭いと言った話
ばかりが語られますが、実は最も衛生的であったのが日本でした。特に欧州は、ペストに代表
される感染症に数世紀に渡って苦しめられました。

【うんちの行方　　神舘和典　西川清史 共著】

思えば、近代化とは「ウンチ」と「死」を忌むべきものとして人々の目の前から掻き消すこと
だった。ウンチは水洗トイレのフラッシュひとつで我々の目前から消え去り、人は病院の片隅
でひっそりと死んでいく。だから義務教育でも「体にいい食べ物」や「明るい未来の生活」につ
いて教えてくれるが、「正しい排便の方法」や「見苦しくない死に方」については教えてくれな
い。P182

読売新聞　羽田空港ビル利益供与疑惑、古賀誠・元自民党幹事長の息子の会社に４億円超
の供与認定…社長と会長は引責辞任　2025.5.9

古賀、野中、青木、山崎、小沢ほか田中角栄の負の部分だけを受け継ぐ政治屋。そしてこれは
自民党だけでなく、55年体制のもと野党にもおこぼれが行くシステムになっています。さらに
官僚にも甘い汁がこぼれ、まっとうな政治を志す政治家の足を引っ張ります。つまりマスコミ
にもその汁はこぼれるのです。穢れ多き糞以下の敗戦利得者は、変えないことで利権を守りま
す。国益や未来よりも現世の利益。そして普段何かあれば告発する、日弁連やオンブズマン、
市民団体はだんまりです。同じ穴の狢。毒汁は深く広く、染みています。

本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比38.0ドル高の1トロイオンス3,344.0ドル。
プラチナ相場は、前日比22.2ドル高の1トロイオンス999.3ドル。

原油相場はWTIで60.58ドル、ＮＹダウは41,249.3ドル、米国債10年物は4.384％。

NY外国為替市場では、１ドル￥145.3、１ユーロ￥163.4。
昨日の日経平均株価の終値は￥37,503、長期金利は1.360％。

2025年5月10日(土曜日)　本日の営業時間は10時-18時です。

上記相場価格×重さ＝お買取価格　　 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。