日銀は来週の金融政策決定会合で利上げに踏み切る公算です。
昨日日経平均株価は大幅上昇し、さらに日経平均先物も上がりいい感じで来週を迎える
雰囲気でした。一転、夜日経平均先物を確認すると大幅下落。何事かと調べると、日銀
の利上げというニュースでした。
昨年、サプライズの利上げで懲りたようで慎重過ぎるほど事前にリークして下準備をす
るようになっています。今回の利上げの印象は、「やっとか」です。市場がどれほど利上
げを織り込んでいるかは月曜日にならなければ分かりませんが、そこそこの下落で済む
のではないかと考えています。外国為替市場においても円高ドル安は進んでいません。
ただしアメリカではAI・半導体銘柄への懸念から急落しており、日本では利上げと相
まって下落が大きくなる可能性があります。
安値拾いのチャンスとみるか、落ち着くのを見計らうか。
日本経済新聞 日銀0.75%に利上げへ、30年ぶりの水準に 19日金融政策決定会合
2025.12.12
日銀は18〜19日に開く金融政策決定会合で政策金利を現在の0.5%から引き上げる最終
調整に入る。0.25%引き上げて0.75%とする案が有力で、1995年以来30年ぶりの金利水
準に達することになる。
1990年代前半バブル期、6.0%にもなった政策金利。その後、日本経済の停滞や日経平
均株価の大幅続落を受け1990年代後半にはゼロ金利まで下げます。(この頃、住宅金融
公庫の30年固定金利が2.0%でした。)その後も停滞は続き、遂にアベノミクスと黒田バ
ズーカでマイナス金利。デフレは徐々にインフレに向かうも結局昨今のインフレは世界
的な流れに引っ張られてのものでした。
バブル崩壊、アジア通貨危機、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック。
細かなショックはもっとあり、いろいろありながら成長します。特にリーマンショック、
コロナショックによるマネーサプライは劇的で、市中のマネーストックは天文学的に増
えてカネ余りの解消などあり得るのかというほどです。
この莫大なマネーが昨今の経済の流れの基であることが肝です。ジャブジャブなのです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比14.7ドル高の1トロイオンス4,311.3ドル。
プラチナ相場は、前日比49.3ドル高の1トロイオンス1,762.5ドル。
原油相場はWTIで57.34ドル、NYダウは48,458.0ドル、米国債10年物は4.194%。
NY外国為替市場では、1ドル¥155.8、1ユーロ¥182.9。
昨日の日経平均株価の終値は¥50,836、長期金利は1.945%。
2025年12月13日(土曜日) 本日の営業時間は10時-18時です。
| 18金・K18 | 17,240円/1g | プラチナ850 | 7,670円/1g | |
| インゴット100g以上 | 22,500円/1g | プラチナ900 | 8,130円/1g | |
| 24金・純金 | 22,050円/1g | プラチナ1000 | 8,740円/1g | |
| 14金・K14 | 12,630円/1g | K18/Pt850半々 | 11,780円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
