本日ニューヨーク外国為替市場1ドル96.4円、前日比0.3円円高です。
では、なぜ円高になったのでしょうか。
円高要因(円が高くなる要因)
1、米大手金融機関の財務不安。
シティグループとバンク・オブ・アメリカの資本増強の必要性。
2、豚インフルエンザの感染拡大の懸念。
日本ではまだ感染者の報告がない。
円安要因(円が安くなる要因)
1、アメリカの住宅価格の下落率が縮小。
市場の予想よりもよかった。
このように円高、円安要因を考えながらディーラーや
ファンドにより為替は毎日動きます。
ただしあくまでもその日の取引が終わった後のレポートです。
相場が分かっていれば、市場は先に織り込んで動きます。
そして、日本の金相場に反映されます。
アメリカの金が同じ価格ならば、円安になれば価格は上がり、円高になれば下がります。
ちなみに本日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金の相場は、
前日比1トロイオンスあたり14.6ドル安となっています。
つまり本日は、金の価格も下がり円高で日本の金相場はWパンチです。
通常は、ドル安(円高)だと金が上がり、ドル高(円安)だと金が下がるといわれています。
ただし円だけではなく、ユーロも当然影響があります。