宝石の豆知識 6、ブラックオパール
ブラックオパールは、オパールの中でも地色が黒色、ダークグレーほか
暗色のものをいいます。
一般的にオパールの中で最も高価とされます。
遊色効果(play of color)によりきれいに見えます。
赤色(赤斑)が入るほど高価とされます。
オパールは、10月の誕生石で、
石言葉は、希望、無邪気です。
宝石用のオパールは重量の10%前後の水分を含んでいるため、
取り扱いには、注意が必要です。
多くの宝石が規則的な結晶であるのに対し、オパールは不規則な構造の
非結晶に分類されます。
ブラックの他に、ホワイト、ウォーター、ファイアなどがあります。
主要産地は、ブラック、ホワイトはオーストラリア、
ファイア、ウォーターはメキシコです。
オパール特有の遊色効果(play of color)とは、角度により色が
変化するように見えることです。
これは、素材の結晶構造を作り上げている微細な球体とその間の空洞からの、
光の干渉及び回折によって生じます。